わが家の朝ごはん事情。
わが家の朝食は、個々のセレクト制になっている。
と言っても、おしゃれに何でもあるという訳じゃなく、ある物の中からその日の気分や事情に合わせて選ぶ、というもの。
以前からそうだったのではない。
元々私は、平日はご飯と味噌汁の和食、休日はパン食が気分だ。
それで、ずっと家族も同じように用意してきたのだが、子ども達が小学生になり、給食との兼ね合いや体育があるか否かで調整したがるようになった。それがきっかけで、本人に考えさせ、セレクトしてもらうことにした。
味噌汁やスープ、フルーツなどは共通なので、主に主食を選ぶスタイル。
例えば息子(小2)。
朝はパンが気分のようだ。
でも、ごはんが炊きたてなら、おにぎり(ワカメふりかけ)を欲する。夕食のカレーや親子丼が残っていれば、それ。
そうでなければ、基本は食パン。
食べ方にブームがあり、不定期で変化する。
・ただトーストするだけ
・ピザソースとチーズをのせて焼く
・焼きもせず、何もぬらずにそのまま
だいたいこのどれか。そして、その食パンを縦3本に切るかそのままか、という2択。なので合計6択の中から自分で選び、伝えてくる。「今日は、焼いて3本ね。」という風に。
たいした手間ではない。気分に合わないものを出して文句を言われたり(食べ物に関する文句は基本受け付けないが)、残されるよりずっといい。
娘(小6)は、ご飯に納豆が好きだ。ただ、納豆嫌いの息子がうるさいので、少し面倒。
それで、最近はもっぱら、餅が多い。
私は焼いた餅が好きだが、娘は表面があられのようになるよりも、柔らかい方が好きらしい。しかもトースターで焼くと、私がまあまあな頻度で焦がすので、それは避けたい様子。
実家の母から教わった100均のアイテムが重宝している。
これだと、焦げることも、皿にくっつくこともなく餅が柔らかくいい塩梅に加熱されるのだ。考えた方天才。
ただ、加熱しすぎると、でれーんと溶けたようになってしまうため、注意が必要だ。その見張り役と、柔らかくなった餅を海苔で巻き、醤油を用意するのは娘本人が担当している。
たまに海苔ではなく、納豆をのせていることも。
なので、餅は常備している。年末になると両家の実家から、つきたての餅が届く(いつもありがとう)ので、冷凍している。半分以上は娘が消費していると思う。私達は毎日食べたら飽きるので、たまにしか食べない。
夫はというと、平日は朝が早いので、私が用意した基本和食となる。たまに時間がなくて食べずにおにぎりを持って行く、というセレクトも。休日は自分で食べたいものを用意して食べている(ずいぶん早起き。私はゆっくり寝たい。)。
とまあ、全然大したことではないが、これがわが家の朝食事情だ。
面倒に感じるかもしれないが、意外とそうでもない。夕食ではそんな訳にいかないが、朝食なら簡単だ。
子ども達に関しては、給食のメニューや時間割を確認して自分で考えて決める、というのが案外良い。責任が自分で取れるのだ。
体育があって給食までお腹がもたなければ、やっぱりパンよりご飯だな、とか。
給食が食べきれなければ、餅は1個にしておこう、とか。
今までもトライandエラーをしながら学習し、やってきたようだ。
そして何より、母(私)に責任があるような言い方をしないし、文句や不満も言わないので、とても良い。
将来的(きっと活動時間がずれたりする)には、各々がそれぞれ自分で用意して食べるようになってくれるといいなあと、密かに考えている。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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***2023/7/31追記***
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