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娘がいない夜。


今日は、小5の娘が1泊2日の宿泊学習に出かけている。

夫は平日は基本的に帰りが遅い。

だから、夕方から息子と2人きりの時間を過ごしているのだが、1人いないだけで、こんなにも寂しいものなのかとびっくりしている。

特に、普段娘に頼りがちな私。

ごはんの味付けを聞いたり、話に突っ込みを入れてくれる娘がいないと調子がくるう。

息子も、「やった、今日は好きなものが観れる!」とチャンネル争いをしなくていいことを最初こそ喜んでいたものの、なんだかいつもより口数が少ない。

さっきは「ひまだから」と、ダイニングテーブルの周りをぐるぐる走り回っていた。

やっぱり2人とも、娘が大好きなのだ。

喧嘩したり煩わしかったりしても、いないとぽっかり穴が空いた感じなのだ。

今までも幼稚園のお泊まり保育や、お友達の家に泊まりに行ったことはある。

でも今日は物理的にすごく遠い気がして、なんだか違う。

きっと娘は、お友達と楽しく過ごしているだろう。
冬の北海道ならではの施設で、ウィンタースポーツを楽しみ、室内でキャンプファイヤーをするそうだ。フォークダンスを踊るとも言っていたな。


でも、実は。
娘も寂しがり屋だ。
ぬいぐるみがないと眠れないので、小さなくまのぬいぐるみのキーホルダーをつけて行ったことを私は知っている。

だけど楽しくて、疲れて、寂しいなんて感じなければいいなあと思う。


明日帰って来たら、たくさん話を聞こう。

楽しかったこと。
感動したこと。
困ったこと。


そして、私は寂しかったことをちゃんとそのまま伝えようと思う。



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