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見えない世界があるとわかった日

“見えない世界はきっとあるのだろう”

漠然と思っていた頃
見えない世界は怖いものだと思っていた

テレビの影響もあったのだろう

超能力の特集なんかを見ては
そんな能力があれば人生得しそうな気がしていた

あの日、
見えない世界を自分が体験した

今まで想像していたものとは違うとわかった

見えない世界があるとわかった日の話をしよう


中学生のとき祖母が亡くなった
突然のことだった

家族が急に亡くなる

昨日まで元気だったのに
どうして

昨日まで普通に話をしていたのに
もう動かない

こんなにも突然なのか
死とは・・

身近な人が亡くなるのは初めてだった
つらい経験だった

49日が過ぎたころ
目覚めて、ベッドのなかで祖母を思い出していた

反抗期だった私は
前日に冷たく接してしまったことを後悔していた

・・・そのときだった

うす暗い部屋の壁に映る影があった

こぶし大ほどの丸い影が
ゆっくりと動いていた

部屋にいるのは私だけ
私は横になっているし揺れているものなどない

丸い影だけが動いている

“あ、おばあちゃんだ”

直感でわかった

丸い影はしばらく揺れたあと
ゆっくりと消えていった

悲しげな私を見かねて
側に来てくれたとわかった

“心配いらない、安心なさい“

不思議だが、そう伝わってきた

心が温かくなった

癒された


見えない世界を感じた最初の記憶だ

不思議なもので
見えない世界ってあるんだ、とか
亡くなった人ってこうして現れるんだ、とか
思わない

これって何?気のせい?とかも、思わない

疑う余地もなくわかる
そうだと。

わかる必要があることは迷わない

私だからではなく誰もがそうだと思う

見えない世界は
おどろおどろしいものだと思っていた

見えないものが見えたら
人生得すると思っていた

そうではなかった

心があたたかくなるものだった

癒されるものだった

見えない世界を身近に感じて
人生が歩みやすくなった気がする

前を向いて歩けるようになった

姿かたちがなくなっても
大切な人はいつもそばにいてくれる

そうわかったからかもしれない

あなたがそう思えなくても
あなたを見守る存在はたくさんいる

見える見えないの話ではない
感じるか感じないかの話である

感じることは誰でもできる
誰でも見えない世界がわかるようになる

私はカウンセリングや講座を通して
見えない世界についての話をしている

この流れだと
死者のメッセージを伝える人みたいなイメージになったかもしれない

そういうわけではない

人生をどう歩むといいか
見えない側からの視点でお伝えしている

心があったかくなりたいと思ったら
会いに来てほしい☺️

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