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ライオンの雄叫び



◎夫婦二人暮らしの日常を書いています。



 ふぃ〜と一息ついたかと思えば2023年は過ぎ去り、2024年を迎えていた。


去年の11月はフォトウエディング、12月にはわたしの誕生日旅行という、楽しみかつ、無事に終わるのか?というイベントが立て続けにあった。


フォトウエディングが終わったあとは、ほっと安堵したものの緊張疲れみたいなものが数日残っていたし、


わたしの誕生日旅行も、初めての土地へ行く高揚感を楽しみながら、帰ってきてから移動疲れがどっと出た。



 2つのイベントの余韻を味わいながら生活している中で、仕事終わりの夫を見ると顔が「がおって」いた。


げそっとしているというか、元々色白の肌がくすんで青白く見えるというか。とにかく顔に疲れが見えたのだ。


「大丈夫?顔が疲れてる!がおってるよ!!」

「大丈夫、疲れてないよ〜。っていうか、がおってるって何?」

「え!知らないの?(こういうこと前にもあったな)」


↓うっぷうっぷという言葉が通じなかった件


「がおるってさ、顔が疲れて見えるときに使わないの?」

「使わないし、言わないよー」



 わたしが地元で両親と住んでいるときや、社会人になってから母と会ったときなど、顔が疲れていてヤバい日は「顔ががおってるよ、大丈夫?」とか、「がおってるから(体)気をつけなさいよ」などと言われてきた。


わたしは言われるたびに、そんなに顔疲れて見えるのかな?と自然に思っていた気がする。
(頭の中では、ガオーっと大きな口を開けているライオンの映像が必ず浮かんでいた)


がおるが通じないとなると、これは我が家特有の言い方なのか、方言なのか調べたくなった。


 気になったブログを拝見すると、がおるは「我折る」と漢字で書き、「閉口する」や「衰弱する」という意味があるらしい。


なるほど。わたしは衰弱するっていう意味で使っていたのか。


使われているところも東北地方と北海道の一部地域ということで、我が家特有の言葉ではなかった。
(わたしは東北地方出身なので納得)


知らず知らずのうちに、方言って生活に染みているもんなんだな〜。


地域や年齢によっては「がおる」って言われたくないみたいだし、わたしが使うのは家族だけにしておこうと思った。



2024年も楽しく健やかに、
がおらないようにやっていくぞ〜!!
(ガオー!!!)



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