見出し画像

ささやかで深い喜びに生かされていく

今日、人生で生まれて初めて私のnoteにいいねしてくれた人と出会いました。(元々の知人は除いて)

ええ...それはもう、めちゃくちゃ嬉しかったぞ...!!

雑誌の編集者時代とはすこし違う感覚の嬉しさでした。

私は7年ほど雑誌の編集をやってきて、それはもう沢山の読者の方に読んで頂いて、ご意見ご感想頂いて、という仕事人人生でした。

それはもちろんとてもありがたく、そんな読者の方が居るのであると、彼らが喜んでくれるのであると信じられたから私は編集をやってこれたわけです。

ただ、それって誤解を恐れずに言うと、書店のような人様の目に沢山触れる流通力や、雑誌の持つブランド力の上にしか成り立たないコミュニケーションをやってきていて、私自身のことを世界の殆どの人は知らない...。そんな私がゼロから発信しても見向きもされないだろうという怖さもありました。

もちろん何から何までワンオペでやらずに済むならそれに越したことは無いし、それは企業ならではの素晴らしいチームプレイなのです。

でも、多分私は自分のことを試したくなっちゃったんだと思います。

人生で生きていく上での視座を共有できる人をフラットに作りたい。
そんな気持ちではじめたnote。

それは、企業にもブランドにも何にも守られない自分をさらけ出さないといけない話で。

とても不安だし、できればやりたくない。
布団にくるまってぬくぬくしてる人生は最高。

それでも。という気持ちではじめたnoteは、やっぱり1人でも反応があり、それをリアルに体感できるとそれだけで本当に嬉しいのです。勇気を持って私の想いを、思考をさらけ出してみてよかった。

ものを作る、発信する喜びとはこういうことよなぁ...と思い出させてくれる、ささやかで、だけど深く心に残る夜でした。

頂いたサポートは、デンマークでの日々の暮らしに使わせていただきます!