季節の変わり目、雨が降る前はジメジメ。
乾燥が厳しい冬よりも春は少しだけサラッと保湿してくれる感じを好む、わがままなアラフィフのお肌だ。
そういえばサロンのお客様とアロマのハンドクリーム作りをした時のこと（その方は図書館の司書をしていて）「本を扱うから、保湿力はあってもベタつかずサラッとしつつ、香りも控えめな感じで作りたい」と言っていたのを思い出した。
本（紙）を扱うからサラッとした方がいいのかぁ…。

そこでシアバターを入れないハンドクリームを提案したところ理想通りのテクスチャーになった様子。後日「こういう使用感を求めてた」と
お礼のメッセージが来たんだっけ。

よしよし、これだ！
〈春の指先はサラッと潤う♪〉と呪文のように唱えながらミツロウとスイートアーモンドオイルを湯煎にかける。

指先の荒れ予防にもネイルケアにも、バームは万能。シアバターを入れるとさらに保湿力はアップ（冬の乾燥対策にはこちらがおすすめ）


今回のアロマ
春は自律神経が乱れがちだから大好きなローレルは外せないな。
心を切り替えるのに役立つ 浄化したいときの香りジュニパーもいいかな。

そんな感じで気分や体調に合わせて精油の小瓶を手に取り、香りをスゥーっと吸い込んで確認し
「これが好き！」と思った精油でブレンドを決める。

芳香成分や効能から考えるのも大切だけど、今の自分が本能で選んだ香りは理屈抜きで今の自分に必要な香り。

今回のセレクトは、自律神経を整え、気持ちをリセットするのにピッタリな優秀選手たち。芳香成分の相乗効果でダブルで心にもはたらきかけてくれそう。

香りが脳に到達するルートは、ストレスが脳に到達するのと同じルートを通るから、その時々に合わせて心地よい香りや気持ちの切り替えができる香り、シャキッとする香りを使い分けるとメンタルケアに、もってこい。

香り→鼻の奥の嗅覚神経→大脳辺縁系(本能の脳）→視床下部、つまり鼻で嗅いだ香りは直接脳神経にはたらきかけるので、その香りが「好き」ってことがとっても大事。

よーし、自律神経が乱れやすい季節の変わり目にも、アロマのバームをポーチに入れておこう。

機械のリセットボタンを押すように、アロマの香りを嗅いでリセットすれば「私は大丈夫」と思える。
ココロとカラダの健康は切っても切れない関係にあるから、今日も自分で自分の機嫌をとっていこう～。

↑シアバター入りのバームの作り方などがわかります。こちらもぜひご覧下さい。

最後までお読みいただきありがとうございました。