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一生忘れない読書 ジョン・キム著書

ジョン・キム著書の「一生忘れない読書~100分で3回読んで血肉にする超読書法~を読んだ。


私は読書が好き。この読書好きの盲点はついつい「読んでしまうこと」だと思う。特に私は文章をよんで想像するのが好きだから、楽しむための読書をしてしまいがち。


まずは読書には「散策」と「登山」がある。
散策は目的がなく、ただ楽しむためのもの、リフレッシュするためのもの。
登山は目的があるもの、何のためにしているのかをはっきりさせるもの。

目的をまず決める。今何が悩みで何を解決したくて、何を得たくてこの本を読むかを決める。

私の場合はこの本でいう散策が趣味なので、今回は登山をするためにはどうするかのヒントをもらうためにこの本を読んでいる。


この本で推奨されている読み方は100分で3回読む読み方。

1回目は全読み10分。まず全体の構成を把握する。その本のコアメッセージを1行みつける。いわば根っこのようなもの。
2回目はスキーミング50分。全体を見渡し詳細を見極める。1回目で見つけた根っこに対してメインとなる幹をみつけること。ペンやマーカーで印をつけながら読む。
3回目は深読み40分。始めの10分は2回目にマーカーしたところからさらに大事だと思うところに違う色でマーカーする。残りの30分を使って改めてマーカーしたところに書き込みをしていく。

情報の取捨選択をする

読んだポイントを3つにまとめてみた。

①楽しむための読書はしない

この言葉は私に刺さった言葉。本好きの人には特に注意が必要だと感じる。
文章を良くこと自体が好きだから、ついその作者の文章を読んでしまうから。私は小説でインスピレーションをうけたり、想像したりすることが自分をつくるひとつなので、楽しむための読書と目的をもって読む読書はわけることにする。

②著者はこう言っているが私はどう思うかを考える

これをしないと一方的に情報が入ってくるだけで脳に上書きされるだけ。本によって自分自身が変えられてしまわないように。著者との共同作品だと思って読む。

③自分の人生にどういかすかを考え、自分の考えをアウトプットする。

自分の人生にどう生かすか、今の自分の役に立つにはどうするか。そのために大事なことを本で探し、それをアウトプットする。


時間を決めてタイマーをかけて読むことにより、いつもの読書より集中力が断然あがった。この時間内に私はこの情報をよみとる、自分の身にすると思って読むだけで吸収力が違ってくる。古典や古い書物の苦手意識があったけれど過去をしるという意味で毎日1ページでもいいから読むと決める。楽しむための読書、目的のための読書をわける。本からエネルギーをもらい、人生っをよりよくするため、より成長するために読書を続けよう。

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