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【プライム会員なら無料で読める】Amazon prime readingで良かった本 その7

ここ半年ほど無料で読める本を読み漁ってきましたが、中にはあまり共感できなかったり、それは人に依るよな~と思う本も多くありましたが、今回は結構ためになったな、面白かったなという本を紹介したいと思います。

あまり自己啓発系の本は好きではないんですが、自分に足りないことを痛烈に教えてくれる本は深く刺さるものですね。

人生の教養が身につく名言集

作者は冒頭に「教養」という言葉が嫌いだと言っています。いきなりタイトルをぶち壊すような表現ですが、個人的には大変気に入りました。

教養というと最低限持っていないといけない知識や、知っていると教養があるという社会的な価値を生むものに見えますが、この本では少し異なります。

教養というのは人生を豊かにするものという考えのもと書かれています。人生を面白くするために、教養を学ぶってとてもいいと思いませんか。

読書家の著者が古今東西の名著や名言の中から、知っているとちょっと気持ちが楽になったり、世界を違った目線で見れたりするものを厳選して紹介しています。わかりやすく書かれているので、私のような読書苦手勢でも最後まで飽きることなく楽しく読むことができました。

頭が良くなった気はしませんが、物事を柔軟に見れるようになった気はします。そういった意味で、著者が目指す「教養」を受け取ることができたのかなと感じますね。

超訳カーネギー 人を動かす

この本に書かれている内容は言われてみればあたりまえかもしれません。しかし、私たちはきっとそのあたりまえができないから人間関係に悩むのでしょう。

他人と争うな、議論で打ち勝つな、相手の話を聞こう、相手を褒めよう、他の自己啓発書やYoutubeでもよく聞く内容ですが、この本はその大元ともいえるかもしれません。またこの本は著者カーネギーの持論を述べているわけでもなく、歴史的偉人の残した言葉を引用しながらいかに重要なことなのかを示してくれています。

名著ともいえる「カーネギーの人を動かす」ですが、一度読んでおくと改めて社会で生きていくための教訓が学べるような気がします。私も人間関係は苦手なんですが、この本を戒めとして社会人生活を送っていきたいものですね。

「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義

タイトルの通り「死」について考える哲学者による書籍です。そう聞くととても難しいように感じますが、そんなことはありません。「死」は「生」の裏返しであり、常に私たちの身近にある概念です。しかし、私たちは普段どれほど真剣に「死」について考えているでしょうか。

「死」とはそもそも何なのか?どのように向き合って生きていけばいいのかについて考えさせられる一冊です。

本書の体裁としてはあくまで著者の意見を読者に納得してもらえるように書かれています。本編でもそのような説明書きがされています。

ただし、著者として最も重要だととらえていることは、自分の意見に賛同してもらいたいが、そうでなくても読者が「死」について考えるきっかけになればいいということです。とてもセンシティブな内容なので、読者としてはあくまで自分の強い考えを持ったまま読み進めていくといいのかもしれませんね。

最後に

今回は無料で読んでためになったな~と思える本を紹介しました。

タイムラグがあるので今でも無料かどうかは要確認でお願いします。ただ、ここで紹介した本はそんなに高くもないので、お金を払ってでも読む価値ありかなと思います。

もし興味があれば是非読んでみてはいかがでしょうか。

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