数年に一回あるかないかぐらいのうつっぽさ(場づくり日記)


おとといの夜から、昨日の日中にかけて、メンタルだいぶ調子悪かった。
数年に一度あるかないかくらいの、気持ちの落ち方というか…
具体的になにか理由があるわけじゃないけど、漠然としたしんどさ。
うーん、ちょっとやや自分がこれから何をしていきたいのか、具体的に少し考えた方が良い時期なのかなと感じたり。

僕は幸か不幸か、結果的に「常識的なライフコース」からは逸脱した人生を歩むことになってしまったので、なるべく逸脱した人生を楽しみたいものだと思っている。
そしてその試行錯誤と足跡が、何かしら他者の参考になったらよいと思う(別にならなくてもよいが)。

川西の某氏におすすめされた「謎の独立国家ソマリランド」という本を読んでいる。100ページくらいとりあえず読んだ。アフリカの紛争地帯ソマリアで、国連には承認されていない独立国家ソマリランド。
周辺国家が泥沼な紛争を繰り返す中で、ソマリランドは例外的に治安の良さを保っているらしく、それは何故か、著者が調べに行ってみたという本。
で、どうもその理由は植民地時代にあるらしく、ソマリランドを植民地化したイギリスは氏族の長に権力を残したまま間接的に支配を行ったので、植民地時代が終了した後、伝統的な解決方法を氏族の長同士が行うことによって、どうにか紛争を終結できたらしい。
ところがイタリアに植民地化されていた南部ソマリアでは、イタリアは氏族を解体し、直接的な支配体制をとったので、植民地時代が終わると、氏族自体が破壊されてしまっていたため、伝統的な解決手段が残されていなくて、泥沼紛争を終結できないでいるらしい。

なんやかんやでやはり伝統って大事だなということと、日本もまあ戦後支配の在り方はソマリランド的だったよなということを少し考えたり。

夜はOSAKAしごとフィールドさんのオンラインイベントに参加したり。
【ライブ配信】「標準」から外れて、社会から「撤退」する 撤退学研究ユニット/梅田直美・青木真兵(はたらくターニングポイント)

めちゃくちゃ面白かった。
今、僕の中でなんか奈良県がワリと来ている感じがするのだけれど、尚更奈良に興味を持ったり。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?