かよ

じぶんのことばで 素直な思いを伝える 読む人を想う

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にちようび #2

さんぽ  雨あがる。  清々しい晴れ間が広がっている。こどもたちとさんぽにいってみるか。 「しゅっぱつ~」  げん(6)が先陣を切る。 「しんこーう!」  りゅう(4)、かい(2)、わたしが、そのあとにつづく。  葉っぱのトンネルを見上げると、レース模様が空に施されている。すき間からお日さまがきらきら輝く。風が吹いて、枝がくすぐられたようにゆさゆさ揺れている。上から糸のようなものが垂れていて、ちいさなイモムシが、ぶらーん、ぶらーん、スイング中。こどもたちとおおげさにおどろく

    • はじめる 続ける つなげる【灯火トークセッション#4】

      なにかはわからないけれど、 なにかをはじめてみたい。 そう思ったことからはじまる わたしの記録。4回目。 灯火トークセッションで感じたことを 書き留める。 灯火トークセッションは、 家族や友だちに話しにくいこと、 話題にしないこと、でも話してみたいことを 安心して話せる場所。 そういうふうに感じています。 昔読んだ小説の話をした。 「ステージの上で踊る人と、踊る人を見ている人がいる」 コンサートのステージに立つ歌手とファン。のような。 その本を読んだとき、踊る人になりた

      • 恐竜と注射 4月#2

        4月13日(土) イトーヨーカドーの駐車場。次の予定まで、車内で本を読むことにした。 益田ミリの新刊『今日の人生3』だ。 15分だけ、と思って読み始めた。 わ!30分経っている。急いで駐車場を出る。 4月16日(火) 遊歩道の両側に桜の木が並んでいる。 ビュービュー、と吹く風。 枝や葉っぱが揺れる。アルゼンチノサウルス(註)が歩いた後みたい。 5月中旬の気温。と、ラジオで聞いた。 セーターの袖をまくる。 「きょうはどこにいく?」 いつもより1時間早く、次男のりゅう (5歳

        • 見た風景 聞こえた声 4月#1

          4月9日(火) 長男のげんは、2年生に進級した。 おめでとう! 2年生2日目は、雨が降っている。 赤い傘は、げん。紺色は、わたし。 雨粒が傘に、だだだ、だだだ、だだだ、 と当たる。 小太鼓みたいな早いリズム、ゆかい。 身長110cmのげんは、 傘をさしながら、防災頭巾を持っている。 防災頭巾が傘をさしているようだ。 通学路に花壇、チューリップが 咲いている。 白、赤、ピンク、紫、黄色。 さえない空に、チューリップが際立つ。 色彩やかな傘が開いているみたい。 花びらが落ちてし

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        にちようび #2

          試しにやってみる人生を【灯火トークセッション#3】

          なにかはわからないけれど、 なにかをはじめてみたい。 そう思ったことからはじまる わたしの記録。3回目。 灯火トークセッションで感じたことを 書き留める。 灯火トークセッションは、 家族や友だちに話しにくいこと 話題にしないこと、でも話してみたいこと を安心して話せる場所。 わたしはそういうふうに感じています。 詳細のリンクは、このページの一番下に。 ●書くこと エッセイを書くのを休もう。と決めて 休んでいます。書きたいと思うことが 今はないからです。 「書きたいと思

          試しにやってみる人生を【灯火トークセッション#3】

          たのしくはないけれど、力を抜いて。

          あなたにとって 料理を作るしんどさを5段階で表すなら、 どのくらいですか? 直感で、わたしは、4です。 けっこうしんどいな、と思いながら ごはんを用意しています。 なにがわたしをしんどくさせるのか? 思いつくままざっくり書き出してみる。 ・こどもたちの好き嫌いを踏まえて献立を考える ・安全性、量、値段などの優先順位をつけて(日によってちがうけど)材料を選んで買う ・野菜を洗ったり、切ったりする ・レシピを見て手順を確認しながら作業する ・段取りを考えて作業する ・平日、時

          たのしくはないけれど、力を抜いて。

          メモしておこう、忘れるから 2月#1

          灯火トークセッションを受けたあとのこと。 感じる。考える。やってみる。の記録。 灯火トークセッションとは? 灯火トークセッション2回目の感想 セッションから1週間が経った。 落ち込む必要は全くないのに、 気持ちが暗い。 電気のつかない廊下にいるみたい。 まだ小さな変化を始めたばかり。 なんとなく、変わらないままかもなあ、 と思いつつ、日々が過ぎる。 なんでだろうって考えたって、 こたえはない。 日常の小さな変化、で思いついたのは、 改善すること めんどうだな~ い

          メモしておこう、忘れるから 2月#1

          料理はつらいよ

          こどもたち(7,5,3歳)は、 ごはんをあんまり食べません。 おいしいごはんで満腹になってほしい。 だけど、テーブルに置かれたおかずを見て、 「これ、あんまり、すきじゃない」 「おばあちゃんの(作ったごはんの)ほうが おいしい」 と、ほぼ毎日言われると 料理を作る気力がしおれていく。 滝の流れに打たれたら、心穏やかに なれるかな。 どんなメニューなら食べてくれるか? 食べてくれそうなレシピを見つけて、 作ってみよう。手を動かそう。 【目指したいところ】 ◎こどもが食べて

          料理はつらいよ

          メモしておこう、忘れるから 2月#2 (読書)

          この本、読めてよかった。 感じたこと、考えたことのメモ。 益田ミリ著 ツユクサナツコの一生 主人公 ツユクサ ナツコ(32歳)は、 実家で父親と二人暮らし。 週 6ドーナツ屋さんでアルバイトしながら、漫画を描いている。 「描くか」 どんな日も 自分の部屋の机に向かって 漫画を描くナツコの姿がとてもすき。 すきなことって、気合いを入れなくても、 勝手にからだが動いてる。 ーーーーーーーーーーーーーーー いちばんこころが動いたところ これは、ナツコが描く漫画の 主人

          メモしておこう、忘れるから 2月#2 (読書)

          続けるって、変化だ【灯火トークセッション#2】

          なにかはわからないけれど、 なにかをはじめてみたい。 そう思ったことからはじまる わたしの記録です。 5回書くつもり、の2回目。 前回の灯火トークセッションから 1か月経ちました。 灯火トークセッションとは 1on1で思考を整理するセッションです。 https://note.com/mizuhoooo_k/n/n3d504e3ea923?sub_rt=share_b セッション終了後、 お話しした内容をまとめた オリジナルレターを、みずほさんから 受け取れます。 話し

          続けるって、変化だ【灯火トークセッション#2】

          100字エッセー 2月#3

          1月のある日曜日。 天藍(※)の空が広がっている。 公園のベンチに座ると、背中に 太陽があたる。こたつの中にいるみたい。 三男のかいを前に抱えて、 すべり台をゆっくり滑っていく。 カーリングのストーンが滑るように。(98) ※天藍(てんらん): 藍色の中でも最高の美しさを誇る色 *100字随想(エッセー)とは。95字以上で、100字を1文字も越えないで、いま描きたいことを書く。

          100字エッセー 2月#3

          100字エッセー 2月#2

          パントマイムのショーを見る。 クラウン(※)は一言も話さない。 失敗をくり返す。 観客はクラウンの表情や動作をみて、 想像する。そして、笑い、応援する。 お互いに応答しあっている。 ショーはコミュニケーションなんだ。(99) ※クラウン:道化役者。ピエロ。 *100字随想(エッセー)とは。95字以上で、100字を1文字も越えないで、いま描きたいことを書く。

          100字エッセー 2月#2

          メモしておこう、忘れるから 2月#1 (読書)

          灯火トークセッションを受けたあと。 なにを感じてる?なにを考えてる? 本当はどうしたい? の記録。 灯火トークセッションとは 前回の記事 西村佳哲さんの 【インタビューのワークショップ、のようなもの】を、じぶんで開いてみたい。と、前回書きました。 うーん、、、ワークショップをひらくこと、がやりたいことではないんだよな~ じゃあ、今できることはなにかな? で、思いついたのが、西村さんの本を読むことです。 本を読み、ヒントみたいなものを得られたらいいな。 西村佳哲著

          メモしておこう、忘れるから 2月#1 (読書)

          100字エッセー 2月#1

          3兄弟。夫。わたし。 夜を散歩中。5人それぞれの足音が響く。 こどもたちは駆け足だ。すたこらさっさと、前へ行く。 「オリオン座がこんなにはっきり見える」 隣を歩く人が云う。 黙って空を見上げる、わたし。(96) *100字随想(エッセー)とは。95字以上で、100字を1文字も越えないで、いま描きたいことを書く。

          100字エッセー 2月#1

          100字エッセー 1月#2

          12月31日。年越しそばを、すする。 「変わりたい」「変わらないかもしれない」 てな感じで揺れながら、小さな変化を 積み重ねてゆくのだろうな。 そして、1年後につぶやくんだ。 「こんなところへ来たか」と。(97) *100字随想(エッセー)とは。95字以上で、100字を1文字も越えないで、いま描きたいことを書く。

          100字エッセー 1月#2

          メモしておこう、忘れるから 1月#1

          灯火トークセッションを受けたあとのこと。 感じる。考える。やってみる。の記録。 灯火トークセッションとは? 灯火トークセッション1回目の感想 https://note.com/espejos/n/n69bffccd1e52?sub_rt=share_b トークセッション1回目は、 「なにかをはじめたい。」 からはじまり、 「日常の小さな変化をつくってみよう。」 まで。 日常の小さな変化をつくる。 それはそれで進めていくとして。 もうひとつ。憧れていることへ 一歩近づ

          メモしておこう、忘れるから 1月#1