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お茶好きの楽しみ East Frisian Tea 

私は茶飲みばばぁである。んー、自分でばばぁと言うのはやはり自虐が過ぎるから他の呼び方にしたいけれど、茶飲み姐(ねえ)とか茶飲み嬢とも違う気がする。イギリス人が事あるごとに紅茶休憩を取ったり、寝起き・就寝時に一杯飲んでリラックスする頻度と変わらないくらい飲んでいるかも知れない。

珈琲も好きだけれど、朝一番には紅茶を飲むのが習慣だ。

日本から持ってきていた紅茶がなくなったので、久しぶりに飲みたかったOstfriesentee(オストフリースラントの紅茶=英語ではEast Frisian Tea)を購入。クリームを入れて飲むのが主流だけれど、まずは味を堪能したかったのでストレートにした。私は定番のカンディス(氷砂糖)も入れない。


オストフリースラントとはドイツ北部の北海沿岸地域をさしている。

ドイツ大使館さん運営のサイト↑

ドイツでは珈琲が圧倒的に好まれているけれど、北海沿岸地域では隣接するオランダから紅茶が持ち込まれて根付いた歴史があるのだそう。英国文化も混ざっている気がする。北海沿岸はリゾート地でもあり、私も家族や友達と何度か行ったことがあるけれど、南国の海とはまた違った情緒がある。寒い地方だから、やはりクリームを入れた濃厚なお茶がよく合うと思う。

私は今はそれ用の茶器もないので、マグで飲んでいる。しかもお隣さんの庭にいる4羽の雌鳥が
「クワ〜〜〜・・・」とのどかな声をあげているのを聞きながら。時々囲いから脱走した鶏を追いかけているお隣さんを目撃する(笑)。

ということで、オシャレ感もなく、オストフリースラントのお茶の作法にも全く従っていないのだけれど、美味しいお茶は私にとってストレス解消やリラックスには欠かせないのでこういうティータイムが貴重である。



昨日は役所に用があってタウンホールに行ってきた。用があった役所は旧建築の、ため息が出るほど美しい白い建物の中にある。中庭に植わっていた八重桜が満開で、これまた白い壁に囲まれた中で美しさを放っていた。写真を撮りたかったけれど、待ち合いホールでは多くの人が待っていたからやめておいた。


以前ハンブルグで撮った写真↓


日本ではもう別の花木を楽しむ季節になっているかな。

北ドイツではイチゴやルバーブがスーパーに並び始めたけれど、まだまだ旬はこれから。ルバーブケーキもまた食べたい。やはり食い気か・・・。




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