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現代だからこそ気を付けたい、子育てのある視点―0~3歳くらいが目途。

社会が変わり、便利になったことで、私たちの身体の機能も変化してきています。本来、生まれた瞬間から、「呼吸する」「声を出す」など、人としての成長は始まるのですが、その自然な成長すらも、正しく成長できなくなってきているという現状があります。

たとえば、都会のマンションに住んでいると、隣近所に迷惑になるから…近所の人に虐待と思われて通報されたら大変だから…と、赤ちゃんに澄んだ声で鳴かせてあげるということをせず、正しい機能の発達を止めてしまっています。

この「泣かせない」ということは、とても不自然なことなのです。赤ちゃんは、日々、1日単位よりも、もっと早いスピードで成長しています。ですから、0~3歳くらいの子どもにとって、たった1時間のトレーニングは、大人の1年分に相当するくらい、すごいことです。

スキャモンの発達・発育曲線(リンパ型・神経型・一般型・生殖型)と上顎骨及び下顎骨の成長曲線なども併せてみてみると、生まれた直後から3歳くらいまでの成長が著しいことがわかるので、成長黄金期と言えるのではないでしょうか。

↓こんな風に解説している方もいらっしゃいます。

この0-3歳くらいまでの間に、我が子に生きる基本となる鼻呼吸・嚥下(飲み込み)の獲得につながる、姿勢や口磨きについて知ることが大切です。

近年は、自然な成長・発達ができなくなり、発達がうまくいかないケースが増えているようです。身体の適切な大きさは、みんなそれぞれ違うので体重や身長は目安とし、本当に生きていく上で大切な「鼻呼吸ができているか」「飲み込み(嚥下)ができるようになっているか」「五感が発達しているか」などを見てあげるとよいでしょう。

『かわべ式 子育てスイッチ 生まれた瞬間から発達する88の秘訣』
スイッチ22、スイッチ33より抜粋・編集


10月30日(金)川邉研次氏Zoomライブ配信[参加費:500円]ご参加お待ちしています!

11/11〜1/15 全3回 各日10:30-11:30 連続講座 歯とお口から考える子育て 0~1歳半児編 / 3~6歳児編[ZOOMライブ配信後日録画配信チケット付き]ご参加お待ちしています!


―未来歯科 川邉研次(Kawabe Kenji)

川邉先生 250

1953年、愛知県半田市生まれ。歯科医師として、噛み合わせ治療や顎関節治療において、歯を削ることや抜くことに疑問を感じる。自身の交通事故による顎関節症で整体に通うなかで姿勢に着目。その後、数々の試行錯誤の末、世界初の予防歯科システム「姿勢咬合によるメソッド」を開発。削る治療から削らない治療へ、そして薬の臭いの無い歯科医院を目指し活動する。現在は、口腔内にとどまらず、全身疾患の根本的原因を捉えるトレーニング、解決を図るためのセミナーを積極的に行っている。また、20年以上の長きに渡りホワイトニングの研究・セミナーを続けており、これまでに受講した歯科医師数は、のべ1,700名以上、1,500件以上の全国の歯科医院でその技術が導入されている。著書に、「知っておきたい「最新歯科医療」」、「「身長伸ばし」5分間ダイエット」、「かわべ式 願いをかなえるハッピーノート」、「手相を描けば幸せになれる!」など多数。累計約100万部。
2020年、これまで培ってきたメソッドをまとめた
『かわべ式 子育てスイッチ 
〜生まれた瞬間からグングン発達する88の秘訣〜』を上梓。

◆『子育てスイッチ』について◆

35年間、赤ちゃんや子どもたちの成長を見続けてきた歯科医が書いた「子育て」の本。目指すのは「こころとからだの健康」です。今まで、歯医者も産婦人科医も小児科医も、誰も教えてくれなかった、生まれた時からすぐ始められる!息食動想環の繋がりで考える、親と子どもが幸せになるための88の子育てスイッチ

本書はオールカラーで、ペタ―っと開いて読みやすいコデックス装を採用。月齢ごとに必要なメソッドごとに、見開きでわかりやすく紹介しています。

抱っこの仕方やおっぱいの与え方、泣かせ方、歯が生える前の歯磨きの方法、お口ぽかんにならないための姿勢から親が元気でいるための秘訣まで。
赤ちゃんも親も笑顔で成長するためのメソッドが満載です!

Amazon部門別ベストセラー1位!

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