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【読書】エッセンシャル思考 やりたいことが多すぎる問題を解消できるか

 SNSを通じて自分の知らなかったことや面白そうな体験、経験をしてる人を見ていると「これ、自分もやってみたいな」とか「こういう仕事もあるんだ、いいな~」と思ったりして軸がブレブレになることがかなり増えた。

 やってみたいことがあるのはいいことじゃん!!って思って、やりたいことリストを作ってリストの中身を何個か潰してみたときに「これ、今やる必要があるか?50過ぎてからでもよかったんじゃないか??」って思ったときにエッセンシャル思考って考え方を思い出した。

 DaiGoさんが帯書いてる本でYouTuberやブロガーの方々が結構要約してくれているので、無駄なことを削って本当に必要なことをするって概要だけ覚えてる状態。今回、この本を使うときが来たなって思って読んでみたら思ったよりも本質的なことを突いてて自分の人生の核になるんじゃないのかと思ったので、まとめてみることに。


エッセンシャル思考とは何か

 エッセンシャル思考とは「より少なく、しかしより良く」を追求する思考法。

あれもやって、これもやって、・・・とたくさんのことに手を出していたら中途半場になり、時間がいくらあっても足りない状況になってしまいます。

そのため、1つのことにエネルギーを集中させるために、何をするかよりも何をあきらめるべきかを考える必要が出てきます。


 つまり、エッセンシャル思考では自分のすべきことと向き合いタスクを極限まで減らして、残ったものついて全力で取り組もうって考え方になります。


エッセンシャル思考を身に付けるための技術

 そんなエッセンシャル思考を身につけるためには以下の3つのサイクルを回していきます。

・見極める
・捨てる
・しくみ化する

1.見極める

 まずは自分にとってやるべきことを見極める。

そのためには

・1人で考える時間、場所の確保(スケジュールに予め空白時間を入れる)
・睡眠時間の確保(1日8時間以上)
・厳密な選抜(90点ルール)

を意識する必要がある。
90点ルールについては絶対イエス以外はノーを叩きつける意思が必要となる。

2.捨てる

 見極めの段階で不要だと判断したものは捨てなければならない。
不要なものを捨てることで、必要なことをするための余裕が生まれる。

そのためには

・目標の明確化(本質目標を決める)
・勇気ある拒否(本当に重要なことしか引き受けない)

を意識する必要がある。

本質目標は具体的かつ刺激的な目標にしなければならず、漠然とした目標や短期的すぎる目標は本当に叶えたいこととかけ離れている可能性がある。

目標を決める時は以下の図と例を参考にして、本質目標を定める。

エッセンシャル思考


3.しくみ化する

 不要なものを捨て目標を明確にした後は、なるべく努力や根性いらないような、自動的にうまくいく仕組みを作る。

仕組みを作ったら

見極める→捨てる→しくみ化→見極める→捨てる→しくみ化→ ・・・

とサイクルを回すことで得られる効果がどんどん大きくなるらしい。

しくみ化を実現するためには

・努力の削減(成果を産まない努力をやめる)
・習慣づくり(本質的な行動を無意識化する)

を意識する必要がある。

習慣づくりではトリガー(AをしたらBをする、Aには普段やってる行動)を当てはめて習慣化しやすくしたり、一気に習慣化するのではなくひとつずつ習慣化していくようにする。


書感

 いろんなタスクをごちゃまぜにしてたから、今回エッセンシャル思考を学んだことで、本当にやらなきゃいけないことが見えてきて思考がだいぶすっきりした。結局、本当にやらなきゃいけないことってそんなにないんだなと。

元々YouTubeで要約してたのを思い出して読んでみたけど、やっぱ本に書いてていいと思ったことはやるなりこうやって残すなりしないとダメだなってなりました。(割と当たり前)そういう意味ではいろんな人まとめてて、自分が書く意味あるか?って思ったけど少しはあったかな。

また迷走したときには読みたいくらい良い本でした。

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