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#28 -昨日はチョコの日、今日はパンケーキの日。


今日はパンケーキDAYです!

灰の水曜日といって明日から断食期間が始まり、
40日間ほど動物性の食品を控え、食事は質素なものにするとのこと。
その門出の前にあまーいおいしいパンケーキを楽しもう!

というのがパンケーキデイの始まりのようです。

エストニアではVastlapäev(ヴァストラパエヴ)と言って、パンケーキDAYとは少し異なります。英語で言うところの、Shrove TuesdayFastelavnというのが主に北欧諸国にとってのパンケーキDAYなのです。

このVastlapäevは何をする日かというと、

1.ソリにのって誰が一番遠くまで滑れるか競う
2.豆のスープを飲む
3.バンズ(Buns)にクリームとジャムを挟んだお菓子を食べる
4.子どもが寝た後に、隠し置きした3を再び楽しむ

というような流れとなっております。

1のソリの話は農業のゲン担ぎ行事で、長いスベリができるほど、穂も長くなってよい収穫に恵まれる。という迷信のひとつ。

2の豆のスープは普段お目にかからない豚足と一緒に食べるのが伝統だとか?

3。これがこの日のメインイベントとも言っていいでしょう。

Vastlakukkel(ヴァストラクッケル)と言って、甘いバンズにホイップクリーム・ジャムを入れ込み、薄く切ったバンズを帽子のように被せて一丁あがりのこのお菓子。

期間限定で一年の中でも2月の中旬ー下旬にしかお目にかかれないものです。

この日を楽しみに子ども大人も唾をのみこみながら待ちます。


子どもには内緒ですが、すでに2回ほど食べてしまった。。

・・・・・


実は3回ほど。。。


オトナって自由でいいなー!と思う瞬間です。w

この記事を書く際にちょっとリサーチしていた時にウィキでこんなことが書かれていました。

ニューファンドランド島では記念になる小物類をよくパンケーキに入れて調理する。こうした小物類は未来を占うとされており、小物探しは子供たちの楽しみになっている。例えば、硬貨をもらった者は金持ちになり、釘なら大工になったり、大工と結婚したりするということになる。

。。。。。

例えば、硬貨をもらった者は金持ちになり、釘なら大工になったり、大工と結婚したり・・・


釘なら大工になったり・・・


釘てっ!!!!


ニューファンドランダ―さん、本当ですか?これ?

食べる前にパンケーキを切った時に発見するんでしょうけど、

おとーさん、アタシ、大工さんになるんだー

と若干、くちが血まみれになっているのに、無邪気な様子の子どもの姿が脳裏から離れません。w


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こちらがヴァストラクッケルです。

あーーひとつ食べたい!

今、

内緒で、

なんで都合よく4つ入りなんだ!!


いつにも増して娘たちのお迎えに早く行きたくなる昼下がり・・・



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