自ら時計修理という沼に。。
みなさん腕時計してますか? 会社に入ると、お偉いさんがいい時計していたり、新入社員で時計をしていなかったりすると、社会人ならそれなりの時計しないとね、なんて会話もあったりしますね。
腕時計を付ける目的ですが、以下のように様々あると思います。
・ 時間を頻繁に確認したい
・ アクセサリーとして気持ちを上げたい
・ 社会的ステータスとして
・ 祖父から形見を譲ってもらった
わたしはどれかというと、自己満足としてアクセサリー的な目的で付けてます。男がしていてもチャラチャラしてない印象で、公の場に行く時なども大人の嗜みとして身に着けておきたいからというのもあります。
プロフィールにも書いてあるように、メンテナンスの仕事をしていて、モノを大事に長く使いたい願望があるので、機械式時計を好んで使っています。
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そんなわたしですが、何を血迷ったか、時計修理を学ぼうと「オンラインウォッチアカデミー」という、オンラインで時計修理が学べるカリキュラムに応募することにしました。
というのも、時計修理を一から学べるところというのは、日本でもごくわずかで、なおかつ仕事をしながらという選択肢は、ほぼないに等しく、以前から初歩的な内容だけでもいいので体系的に学べるところはないかと、アンテナを張っていたのです。
カリキュラムとしては、手巻き時計、自動巻き時計、クォーツ時計の分解・組立・注油手順と、フォローアップのミーティングをそれぞれ週一くらいでこなしていくもので、働きながらでもマイペースで進めることができて助かりました。
しかし、時計修理を本格的にマスターするとなると、何十年も要し、とてもじゃないですが、片手間でできるものではありません。また、商売としてやるには保守部品も大量に持っていないといけません。
というところからすると、自分や身の回りの人の時計を修理したり、副業にするにしても、対応範囲をかなり狭めていく必要があります。
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という方向性は定まったので、後は習うより慣れろです。ちょうどこれも運命か、家の近くにアンティークウォッチの店があり、練習用で修理する時計を一つ預かりました。
それは1963年発売した、セイコースポーツマチック5という機種で、希少価値的にも多く出回ってるので、壊してしまっても被害額は少ないので、うってつけでした。
これをまずすべて分解し、ベンジンで洗浄、各所に注油をしていく訳ですが、この写真では大きく見えますが、実際はホクロより小さいような、ピンセットで掴むのも難しい部品で組まれています。。
とりあえず、全部バラしたものの、これ無くさなかっただけましで、組める気がしない。。
メジャーな時計なので、幸いにもyoutubeで組立の注意点などが解説されていたので、参考に組むことができました。
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次は、弟が時計を洗濯機で一緒に洗ってしまい、風防内に水滴が付いてしまっているので、修理して欲しいということでトライしてみました。
メーカーはハミルトン、機種名は忘れました(;^_^A クォーツです。
機械式と違って、部品点数は少ないですが、樹脂パーツなどの軸が折れやすかったり、コイルの巻線が切れやすかったりと、神経を使いました。
電極と歯車の組み方を間違えなければ、何とか組めるだろうと思ってましたが、甘かった。。分解前は、かろうじて動いていたのですが、組み直して電池新品にしても動作しませんでした。何が悪かったのか?
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あまりニッチな修理内容をアップしてもnoteでは需要ないと思うので、日常で使えるようなメンテナンスの方法など今後アップしていきたいなと考えています💡
後日談
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