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ちゃんと読むための本。人生がうまくいく231の知的習慣 毎日5分だけ文章を味わう。「新大学生におすすめの本その3」

紹介する順番を間違えました。
前回、新大学生にお勧めの本として、『本と貝殻』をおすすめしましたが、これは、もし本を読み慣れてる人だったらそのままいけるかもしれませんが、今まで本にあまり馴染みがないと言う方が読んだら、いきなり拒絶反応したかと思います。どうも申し訳ございません。

まず先にこの本を読んでみてください。
ということで、改めて新入学の大学生にお勧めの本ということで、こちらの『ちゃんと読むための本』をおすすめしたいと思います。

こちらはですね。
《慌てず急がず丁寧に読もう。「ちゃんと読む」ことで視野が広がり思考は深まる。そしてもっと自由で豊かな世界を持つことができる》以上、本のカバーの袖からの引用でした。

冒頭にですね。ジョージ・オーウェルの未来SF小説で『1984』と言うタイトルの本を紹介されております。
これは端的に申し上げますと、未来小説で、未来社会が情報統制され監視社会になっていると言う想定で、非常に息苦しい非人間的な世界が描かれていると言うふうに書かれております。
ところがですね、今のSNSを散見すると情報統制をされてないにもかかわらず、非常に言葉が似たり寄ったりで幅がない。あまり奥深くもない。しかもみんなが同じような言葉を使っている、と言うふうに著者は見ているようです。
私も同感です。
その結果、言葉の使う種類が狭くなると言う事は、思考の幅が狭くなる浅くなるということにつながると著者は申しております。

それを打開するためにはちゃんと読む。しかも毎日5分だけ文章を味わってみませんかと言う提案です。

本当に読書の初歩の初歩からスタートしてます。でも、その入り口は5分で非常にハードルは低いんです。しかしこれがですね、本全体をザッと目を通してみると、とんでもなく壮大な読書のスタイルが描かれている本だったのでした。なので、読み進むにつれて、
グイグイッと引き込まれていきました。

読書のバラエティーさ、奥深さ楽しさ、豊かさを知るための方法がよりふんだんにしかもきちんと整理された構成で作られた本でした。
まさに読書入門、実用的かつ情報収集としてもきちんと取り込める読書、なおかつ、きちんと読むところは読み情報として集める部分はざっと読む、みたいな読み方の区分けもきっちりノウハウとして解説されております。

こんなに読書の方法を詳しく奥深く説明してある本は初めてです。おそらくほとんど全てが著者の体験から語られているからこそのわかりやすさだと思います。ほんとうに初心者を意識した整理されている読書のノウハウ書かと思われます。

何を読んだらいいかわからない。どう読んだらいいかわからない。読書って面倒くさいなぁ。大変だなぁと思いつつも読んだほうがいいなぁと思っている方は、ぜひとも1日5分の読書から試してみると良いように思います。

これこそ18歳の時に私の手元にあったら、どんな人生にどんな豊かな人生が待ち受けていたんだろうと想像すると、若干の悔しさも感じます。

AIやチャットGPTなどの登場で、ますます読書と言うとてもめんどくさい行為が敬遠されていく世の中になるだろう、と予測されています。

だからこそ、僕は読書をする人は、とても貴重かつ無限の可能性を秘めた人を育てると思います。

人は成長したい生き物ですし、何かを自分で作ってみたいと思う生き物です。その時に自分の体や頭で汗をかいた方がおそらく充実した人生を実感できるのではないでしょうか。そのためのベースを作ってくれるのが読書だと僕は信じます。

読書と言うものは、本当に人生に重要な価値を持たせてくれる、最高のパートナーだと僕は改めて思いました。

新大学生の皆さんはもちろんですが、新入社員の方にもおすすめです。
時間がなくて、仕事忙しくて大変だなぁとは思いますが、「1日5分だけ」たった5分だけ本を開く時間を使っていただければ、この本を読むことができると思います。

ぜひとも読んでみてください。最悪、今読むのがめんどくさい、と思った人でも、この本は買っておいて本棚に入れといてください。きっときっとあなたの人生の助けになる本だと僕は心から思います。

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