こんにちは。

今現在ホテルパスというgoodrooms.jpのサブスクを利用して築地のホテルに滞在している。

全国から新鮮な魚介が集まる有名な市場が最近まであった築地に居ながら、築地の魚介類は食べた事が無かった。何故かというと、私は基本外食よりも自炊の方が好きなのだが、ホテルの冷蔵庫が本当に小さいので、少量で買う事が難しい築地の魚介類は手が出せないからだ。

だが、こんな築地の場外のど真ん中に住む機会など今後無さそうなので、ここに滞在する残りの13日間、もっと築地場外を楽しむ事にした。

その最初の試みとして、昔から場外にある有名なお寿司屋さんに行ってみた。

その有名なお寿司屋さんは、すし大という。コロナ前は、世界中から訪れる観光客でごった返していた場所だ。わざわざここの行列に並んで食べに行ったという口コミは、ネットでちょっと調べれば直ぐ見つけられると思う。

たまたまお盆休みで人が居ないからか、コロナ禍だからなのか、私がお店を訪れた午後1時半には並んでいる人は一人も居らず、お店のカウンター席も2つ空いていた。

外には写真入りのメニューが貼ってあった。テイクアウトもあるが、滅多に出来ないお寿司屋さんのカウンター席に座ってお寿司を頂くことにした。私はお寿司に行く時は基本回転寿司で、家族と行くのもくら寿司が好きだ。ちゃんとしたお寿司屋さんに入るなど、働いていた時に日本に出張で来る海外の同僚を案内した時くらいだ。

そんな私が、一人でお寿司屋さんのカウンターに座ってみた。初めてだ。

先ずは飲み物を選ぶ様に言われた。烏龍茶等、ソフトドリンクは確か220円だったと思う。安いけれど、普通に温かいお茶で良いので無料のお茶を頼んだ。“あがり“だ。

その後は、以下のメニューからお寿司を選ぶ。私は３番目のあやめを選び、イクラは苦手なのでネタを変えて頂いた。

先ずは、生姜と卵焼き。甘く過ぎない卵焼きを食べていると、魚のアラ入りのお味噌汁が運ばれて来た。

その後は、一つ食べると又一つ、とタイミングも手際も良い年季の入った寿司職人の方がお寿司を握って台に載せていく。

江戸前寿司、魚も新鮮で、味付けがそれぞれ違う。素材を引き立てるうるさく無い味付け、だけどちゃんと丁寧に下処理されているのがわかる絶品のお寿司だ。本当に美味しかった！

全く並ぶ事も無く、以前だったら大行列の人気のお寿司屋さんのカウンタ席で美味しいお寿司が食べれて大満足のランチだった。