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日記 【脳ドック体験】

こんばんは。

何故脳ドックに行ったのか

先日、初めて脳ドックに行った。

人間生きていると老化するのは避けられない事だ。だが、老化するスピードを遅らせる事は出来る。

身体的な老化は、筋肉の付き方、肌や髪の毛の質感や艶、姿勢等で目で見て大体測る事が出来る。

しかし、脳の老化は、目で見て測る事が出来ない。ならば、どうするか。私は脳の内部の状態を撮影して見せてくれるお医者さんに行く事にした。いわゆる、脳ドックだ。

何故今かと言うと、人間の脳は50代から、早い人では40代から萎縮していくから。これは、私だけは絶対大丈夫ということは無くて、骨密度や筋肉が落ちていく様に脳も歳を取ると萎縮していくのだ。

特に女性の脳は、50歳あたりから急激に萎縮する。これは、エストロゲンという女性ホルモンが閉経によって急減するからでは無いかと言われている。

折角身体が健康でも、気がついた時には若年性アルツハイマーだった、では意味が無い。脳も身体も元気で無かったら、幸せに過ごすのは難しいだろう。なので、これからの対策を練るために今の状態を測定してもらう事にしたのだ。

脳ドックの検診内容と結果

テストは5つあって、脳のMRIとMRA、頚部MRA、VSRAD (早期アルツハイマー検査)、認知症テストだ。最初の4つは画像診断で、最後はお医者様と対面で、簡単な言葉や画像の認識を確かめる。

テストのスコアは、Aが異常無し、Bが経過観察、Cが要注意、Dが要精密検査、Eが要治療、Fがその他となっている。5つのテストのうち4つはAの異常無しだったが、VSRADではBの経過観察になった。

Bになったのは、VSRADという灰白質を画像で測るテストで、明確では無いが一部萎縮が認められたからだ。小さい部分だが、やはりもう少し萎縮は始まっているのだ。怖い! 5年後くらいに又脳ドックをするつもりだったが、これでは又来年も受けて萎縮が進んでいないか確認した方が良いかもしれない。

今後脳の萎縮を予防するには

お医者様との面談で、又1年後ぐらいに経過を見たら良いですよと言われた時に、どうしたら脳の萎縮を最小限に出来るのかお話を伺った。

先生によれば、運動と人と話す事だそうだ。

先ずは運動。人間は身体を動かす事にとてつもない脳の力を使っているらしい。体のバランスを取って立ち上がる、タイミングを計ってジャンプするなど私達が日常当たり前に行っている事も、実は非常に複雑な作業で、脳を沢山使うのだそう。

運動の中でも、先生の特にお勧めするのは球技だった。ボールを使って、他の誰かと一緒に運動するのは最高らしい。ただ、それが無理でも毎日散歩するだけでも脳の老化のスピードは遅らせる事が出来る。

次に人と話す事。私も今は1日に3人以上の人と目を見て話す事を心がけているが、先生によると、人は他の人と目を見て話す事で視覚、触覚、聴覚など様々な感覚と知覚を使いながら色々な情報を読み取っているらしい。人と実際に会ってコミュニケーションを取る事が脳の萎縮を遅らせるのに必要だと先生は仰っていて、これもなんとなく納得した。ZoomやSNSじゃ十分では無いのだ。

今の自分の脳の状態を知る事が出来たのと、脳の萎縮をなるべく防ぐ方法についても知る事が出来た。先延ばしにしないで今脳ドックに行っておいて良かったと思う。

他にも脳を鍛える方法の記事を見つけたので、ご参考までに以下にリンクを貼っておく。

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