日本人は普段から愛しているとか
プレゼントを渡すとか
愛情を素直に表現することが恥ずかしい人が多いのではないだろうか。

クリスマスのようなイベントに向けて
ムードを盛り上げてくれる期間があるから
素直になれるのだなぁとしみじみ思った。

反面、廃棄される食べ物や
一夜限りで赤い衣服が捨てられるのが増えるのも
このイベントで
本来のクリスマスの意味など
重んじてないところからも
クリスマスやイースター、
バレンタインが意図的に
作られたものだということがわかる。

消費者へ沢山の商品をお届けするのが
メインイベントなのだ。

サンタが親だっていう事実があって。
平気で子供に嘘をついていることが
私は違和感な時がある。

いい子にしないとサンタは来ない！って
その時だけ言う大人が謎なのだ。
交換条件みたいなことは
一時的にしか通用しないのだ。

親が子供を思う形なのだろう。
素敵だと思う。
キラキラした目で子供がワクワクしてありがとうを言うために大人は頑張れたりするから。

だけれども、
他の場面では子供には嘘はつくなという大人も　
どうかなーと思っちゃう拗れた私です。

いい子にしてないとサンタ来ないよ！
サンタさんにお手紙書こうね。

擬人化された愛は複雑だ。

友人Aの子供a君が
幼稚園の友達b君に
サンタはいない、親だよ、と言われたそうだ。
友人Aは自分の子供に
サンタがいると嘘をつくために
サンタが本当にいると見せかける仕込みを
さらにせねばならなくなったそうで、
b君はうちの子になんてことを言ってくれたんだ。と嘆いていた。

私は幼稚園の友達b君は真実を語ったまでよ。
よく言った。と思った。心の中で。

親が嘘に嘘を重ねることについて
子供は薄々、結構気がついている。
全然いうことを聞かないのだ。

私はa君に何か聞かれても普段は嘘はつかない。
万が一、サンタはいるのか、
そんな質問をされても私は見たことないし
わからないなー。と答えると思うが
親が友人なので
親に聞きなさいと言うのが一番かなと思う。
しかし、このb君は理解力に長けているため
ストレートに向き合った方がよっぽど理解しようとしているなと思った。

話は大人の私の方に戻るが
メリクリなんてなくても良い。
誕生日のお祝いもしなくて良い。
誰かが幸せで誰かが寂しいみたいなアピールが
すごいのだ。
一喜一憂をあえてする日というか。

毎日が一番素敵な日で
お祝いの日を更新していければ良い。
花を送りたいと思う日に贈れば良い。
ありがとうを毎日伝えれば良いし
抱きしめれば良い。

だから、パートナーがいてもいなくても
そんなに寂しく思わなくても良い日なのだ。
俯瞰してみてみる。
もちろん、楽しい、幸せが集うことは
素晴らしい。

今日はイブイブあたりから騒がしかった人達が
月曜日になりひと段落してガラッとしていた。
私は全く普通に薬局やスーパーで買い物をしていた。

ふと、彼の下着を慎重する時期だと気がついた。
ふいに買ったら、彼は喜んでいた。

クリスマス🎄を大切にしたい人なのだなー
きっと。と思った。

忘年会のようなひとつのきっかけ。
誰かを思うひとつのきっかけ。

この日じゃなきゃいけない、って思い込むのは
この日に限って大切にしてもらわなければ
愛してもらえていない、と思い込むように
イベントにより
操作されているってこともあるのだ。

実際、若い頃は
本当にこの日じゃなきゃ、
私のために、スケジュールを空けてくれなきゃ
愛されていないのだ、と本気で思っていた。

気がつけば、イベントの日は
多忙に走り回る側になった。

稼げる日になった。

それで考え方がぐるりと変わった。
そうか。
踊らされていたのか。

イベントに興味がなくなったのは
私をいつでも大事にしたいと思えるようになったからなのかもしれない。

イースター、ハロウィン、クリスマスが
やっと終わった。。
もう夏が過ぎると正直売り場の移り変わりが
早すぎて騒がしい。
あの周りがやっているからやらなきゃって
雰囲気の圧力が半端ない。

あとは門松か。
夜中に蕎麦を食べ
正月に餅を食べ
年末からの胃腸疲れでダウンする。
リラックスできているのかというとそうでもない。
夏の疲れが癒やされないまま、
イベントで飲んで食べて。。
当たり前だと思う。

そしてまたすぐにバレンタイン。

終わりなきイベント。
日本人は特に振り回され続けている。

私がお金が貯まるのは
イベントの時だ。

消費者と逆の立場になると言うことは
本質を見抜くのに最適。

その中で楽しめるものを見つければ良い。
ちなみに飲み屋にもちゃんと行ってるし
メリクリー！って叫んでる人とも飲んだ。

人が集まるきっかけがメリクリなのだろう。

否定しているわけではなく
私の独り言。

ふとこんな気持ちになっている人も
実はいるんじゃないかなぁと思った。

ぼっち、って言葉は
孤独感なのだろう。

孤立しなければ良い。
孤独も穏やかでそんなに悪いものじゃない。
むしろ、大人になると孤独になれることは
優しさに気がつける。結構いいものだ。

明日は半額の美味しい料理達やケーキを
探し当てられるかな。

毎年、こうしてちゃっかり
イベントのおこぼれは楽しんでいる。
食べ物に罪はない。