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今週読んだ本 『「具体⇄抽象」トレーニング 思考力が飛躍的にアップする29問』

こんにちはえとろぐです。

3月に入ってから『スタディプラス』というアプリを活用しながらYoutubeの視聴や読書、勉強の記録を残しております。

私の読書ペース的に週に一冊は読了しているので、毎週末には『スタディプラス』で残した一言メモを振り返り&シェアしております。

一部、本文を引用しているメモも存在していますが極力私自身の言葉に置き換えておりますので、ご興味を持たれた方は直接本を手に取ってみてくださいね。

それでは今週読んだ本の紹介から。

『「具体⇄抽象」トレーニング 思考力が飛躍的にアップする29問』細野 功(著)

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★大好評ロングセラー『メタ思考トレーニング』の姉妹作、ついに登場!
★「具体と抽象(の往復)」。その思考回路を持つと、あなたの知的能力は劇的に進化する!

「具体⇄抽象」とは、抽象化と具体化という形で具体と抽象を行き来する思考法のこと。 斬新な発想をできるようになるだけでなく、無用な軋轢やコミュニケーションギャップの解消にも役立ちます。

そこで本書では、「抽象化と具体化の基本動作」から「仕事・日常生活における実践・応用の仕方」まで解説するとともに、トレーニング問題も多数用意しました。

●問題:「目覚まし時計」「懐中電灯」「旅行代理店」「カメラ」「お金」の共通点は?
●問題:「自動車の座席」と「年末に配られるカレンダー」の共通点は?
●問題:「理系」と「文系」の違いは何でしょうか?
●問題:「成功」の反意語は何でしょうか?
●問題:「現象と理論」「一般論と例外」「チャーハンと中華料理」「物々交換と貨幣取引」……どちらが具体で、どちらが抽象でしょうか?

こうした問題を解くうちに「具体⇄抽象」の思考回路が身につき、「自分の頭で考える力」が飛躍的にアップする一冊!

【本書の構成】
第1章:なぜ具体と抽象が重要なのか?
第2章:具体と抽象とは何か?
第3章:抽象化とは?
第4章:具体化とは?
第5章: 「具体⇄抽象ピラミッド」で世界を眺める
第6章:言葉とアナロジーへの応用
第7章:具体と抽象の使用上の注意

【以下、本書「第1章」より抜粋】
皆さんは以下のような場面に遭遇したことはないでしょうか?
・言うことがころころ変わる上司や顧客にいらだつ
・SNS上の不毛な対立に悩まされる
・「言葉の定義の違い」によるコミュニケーションギャップを感じる
これらは全て、本書のテーマである「具体と抽象」の視点の欠如が重要な要因となっています。これらがどのようなメカニズムで発生し、どのように世の中を見ればこうしたストレスを減らすことができるのか(なくすことは不可能ですが)を、本書では解説していきます。

Amazon商品紹介ページより引用

改めて私の記録です。

2024年3月5日06:15
具体的すぎて分かりくい。
抽象的すぎて理解できない。
伝える段階では抽象化し、実行段階では具体性を持たせた方が良いのかもしれない。
もう少し読み進めよう。

2024年3月5日12:16
【抽象化を突き詰めていくと一つになる】
本書では具体と抽象の概念を三角形の図で表している。とあるレイヤーで見た時には抽象的でも、上位レイヤーからすると具体に位置する構図だ。
そして抽象化を繰り返した先には様々な抽象(=具体)が一つの大きな概念に統合されていく。

2024年3月6日12:18
【人は易きに流れる】
私たち人間は個別事象をそのまま認知する方が楽だという特徴を持っている。そのため実際に手を動かしていると目の前の出来事にばかり意識が向いてしまう。
つまり余程意識しなくては抽象的に物事を考えることができないとも言える。

2024年3月7日13:03
【具体の世界の住人は抽象の世界を見ることができない】
抽象化は意識的に行わなくてはならない性質を持つが、この意識を持てない人というのも一定存在する。
具体の世界は五感で感じることができるため、ほぼ誰にでも認知できるが、概念の世界は難しい。
このことを留意していないと、コミュニケーションエラーに陥ったり、解像度の違いが生じたりしてしまう。

2024年3月8日12:15
【バカって言ったやつがバカという本質】
具体→抽象化する上で「自分の都合の良い部分を切り取る」傾向にある。
このことを考えると幼い頃にバカと言ってきた友達に向かって「バカって言ったやつがバカなんだよ」という言い返しは「お前の都合の良いことばかり切り取って視野が狭くなってるじゃねえか。その視野の狭さこそがバカだろ」とも解釈できる。
子どもは本質を掴むのが上手いのかもしれない。

2024年3月9日08:00
【行動するとは能動的かつ影響を与えること】
私たちはよく「考えてる暇があったら行動しろ」と言ったり言われたりする。ではこの「行動する」とは何を以て「行動した」と言えるのだろうか。
本書では
・他人への影響の有無
・能動的であるかどうか
が「行動」の定義であるとしている。
これら二つの要素を念頭に日々過ごしていこう。

書き出した箇所以外にもたくさん考えさせられる部分がありました。ビジネスを拡大させる文脈と組織を機能させる話については直近私が抱えている悩み、葛藤に示唆を与えてくれるものとなっていました。

ビジネスに役立てるための教養本としての活用が主だと思いますが、私としては生きていく上での思考回路(=OS)をアップデートするのに最適な良書だと感じました。

良い本との出会いに感謝です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

えとろぐ

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