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【5分で出来る】バズるBGMの選び方


はじめに

動画を作る際に多くの人が必須になるBGM選び。皆さんはいつもどうやって選んでいますか?自分の好きな曲?動画の雰囲気に合いそうな曲?

この2つに当てはまってしまっている人は、正直なところいつまで経ってもTikTok中級者から抜け出すことはできません。なぜならTikTokにおいて楽曲選びはバズのために最も重要な鍵の一つで、ここを疎かにするとせっかくクオリティの高い動画を作ってもそのポテンシャルを発揮しきれなくなってしまうからです。そのため今回は、楽曲選びにおいてもう少しの工夫によってTikTok上級者になるための方法を紹介します。

まず理解していただきたいのが、TikTokにおいてBGMの選び方は「同一楽曲を使い続けるタイプ」と「トレンド楽曲を使い分けるタイプ」に分けられるということです。そしてこれは自分の投稿アカウントのスタイルが以下の2つのどちらに属しているのかにも左右されます。

・コンセプト型
→アカウントの強烈な個性を武器に人気を集めるスタイル。同一楽曲を使い続けることで「この曲といえばこの人」という形を作り、ファンを定着させる。
・トレンド型
→情報価値を武器に人気を集めるスタイル。トレンドの楽曲を使うことで視聴者へ聞き馴染み感を与え、新規層の初期離脱を下げる。

どちらにも一長一短がありますが、コンセプト型は強烈な個性や入念な初期設計が必須のためハードルが高い傾向にあります。そのため多くの人にはトレンド型の楽曲の選び方をすることで新規層にリーチしやすくするやり方をおすすめします。

ではそのトレンドはどうやって探すのか。「今TikTokで流行っていて聴き馴染みのある曲なんてわからないし探してる暇はない!」そんな声が聞こえてくる気がしたので、そんなときに便利なある機能を紹介します。それが「TikTok楽曲チャート」です。この機能、世間一般で人気の楽曲ではなく「TikTokの中で」人気の楽曲がリアルタイムで反映されているという点で本当に画期的です。この機能を使えば今TikTok上でどんな曲が使われているのか、ものの数十秒で把握することができ、トレンド系のBGM選びに活かすことができるでしょう。

楽曲チャート機能の見方

①画面右下の音源をタップ
②画面右上の「楽曲チャート」をタップ

ご覧の通り、おすすめのフィードからたった2タップで音楽チャートが見れちゃうんです。この中から投稿しようとしている、撮影しようとしている動画のBGMを選べばまず音源選びで失敗することはありません。次回以降、動画のBGM選びをする際に役立ててください!

この方法でBGM選びをした上で、これから紹介する今週のTikTokトレンドも参考にしてみてください。これらをあなたの動画に掛け合わせることで一気にアカウントの勢いに火がつくきっかけになるかもしれません。

国内外トレンドコンテンツ

国内トレンドコンテンツ5選

No.1 シャトルラン
シャトルランの音源を使用した大食いの動画が徐々に投稿数を伸ばしている。この企画は4月14日にメンディー兄貴/KELLY(@kelly99kelly)が投稿したヤクルトシャトルランがバズったことがきっかけで話題になった。
あえて量が少ないものを選び、余裕で食べ切れると視聴者に予想させることで結末まで視聴したくなる。

No.2 愛してるにゃ
コレサワの楽曲”にゃんにゃんにゃん”を使用した動画が増えトレンドになっている。この楽曲は2023年の2月22日に配信されており、過去には同じ楽曲の別の歌詞を使用した音源で、猫の動画が多く挙げられていた。今後はこの音源でも動物が中心となった動画が増えて行くと思われる。

@su____423

ストリートスナップ見たって報告コメント嬉しい #sjk #jk #おすすめ #jkブランド #fyp #foryou

♬ オリジナル楽曲 - まむ - まむ

No.3 走ってる?走ってない?
だいすき(@daisuki2855)が投稿した"走ってる?走ってない?"から始まるクイズの音源を使用した投稿がトレンドになっている。
トレンドの元となった動画は4月23日に投稿されており、シュールで面白いと話題になった。クイズ形式の投稿は答えが気になって答えが分かるまで見てしまうという特徴がある。

海外トレンドコンテンツ3選

No.1 Lucky Girl Syndrome
昨年デビューしたk-popアイドル"ILLIT"の楽曲"Lucky Girl Syndrome"のSpeed up verが韓国でトレンドとなっている。可愛らしい曲調に合わせたダンス動画をはじめ、VlogなどのBGMとしても多用されておりここ数日で日本にもそのトレンドが上陸した。

No.2 The Chicken in Black
"Johnny Cash"の楽曲"The Chicken in Black"の歌詞に合わせて強盗に入るシーンを再現する動画がアメリカを中心に大きなトレンドとなっている。このトレンドの肝は、強盗に入る時に使用されるイメージのある拳銃をペットや子ども代用する点。こうした物騒なシーンを可愛らしいもので再現する動画は度々トレンドになっており、今後も似たようなトレンドが出てくるだろう。

@malloriemarie

dusty got a banana after for being such a good actor #johnnycash #stickemup

♬ The Chicken in Black - Johnny Cash

No.3 Name Flower
アルファベットごとに花が決められおり、自分の名前のアルファベットを入力すると自分だけの花束が出来上がるというアプリを使ったフォトモードの投稿がトレンドとなっている。名前や誕生日などから自分だけの形にカスタマイズするような投稿は主にカップル系で人気となりやすい。
https://vt.tiktok.com/ZSFo7oNJv/


ダンス系コンテンツ2選

No.1 I wonder
Da-iCEの楽曲"I wonder"がトレンドになっている。リズムに合わせカメラワークを切り替える動画の視聴回数が伸びている。ダンス動画はカメラを固定する場合もあるが、今回のような音ハメが気持ちい楽曲はカメラを動かすことで、見る人に飽きさせない工夫をしている。また、トランジションは使用することで視聴者の興味や関心を惹く効果がある。


No.2 MAESTRO

SEVENTEENの楽曲"MAESTRO"を使ったダンス動画が海外を中心にトレンドになっている。この楽曲は2024年4月29日にリリースされ、日韓を中心にダンス動画が多く挙げられている。今後もこの音源を使ったダンス動画の投稿が増えて行くと思われる。

@minnakowaikarayada7

最高にかっこよかった

♬ MAESTRO - SEVENTEEN

現在、急成長中のアカウント紹介

Tokyo Cash Crow
日本のあるスポットで、お金を隠すという動画を撮っているアカウント。投稿開始から6投稿目で100万回再生を突破し、これからバズる可能性を秘めているといえる。このようなアカウントは海外でも見られ、どこか分からない場所に宝箱を隠すといった動画がバズっている。視聴者はどこに隠されているのか気になり、住んでいる場所から近ければ、より興味が湧く。コメントでは「回収してるだろ」など、本気にしていない声も多い。海外でバズっているアカウントは視聴者を本気にさせ、面白い!と思わせることが出来ているが、このアカウントはこれからどのような進み方をしていくのか注目だ。


中国でオススメのクリエイター

クリエイター:車保罗
変身コンテンツを主に投稿しているアカウント。この動画はAI生成画像からリアルへの変身コンテンツであるが、最初の数秒を見るだけで「これから何が起こるか」をなんとなく予想することができる。それにより視聴者は混乱せず、尚且つ期待感を持って動画を見始められる。コスプレのクオリティが高いのはもちろんだが、外見以外にも、その画像から想像できる背景を非言語でも表現することができているところは、このアカウントの特徴の一つといえる。
また、他の動画を見てもわかるように、このアカウントは世間のトレンドに乗るのも上手い。例えばこの動画では第五人格、MBTI診断が流行っているときにはそれぞれのキャラクターへの変身などだ。
変身系コンテンツだけでなくどんなジャンルのコンテンツを作るにあたっても、このアカウントの動画構成や見せ方、トレンドの乗り方は参考にするべきだろう。

タメになるTikTok News

TikTok、AIに関する透明性とリテラシー向上のために業界団体との連携を強化

TikTokでは、クリエイターがAI生成コンテンツを使用して安全かつ責任感を持って創造性を発揮できるよう、AIGCが他のプラットフォームからTikTokにアップロードされた際に、自動的にラベル付けすることを開始する。これを実現するために、コンテンツの出所と信頼性に関する標準化団体、C2PAと連携し、C2PAの「コンテンツクレデンシャル」機能を動画プラットフォームとして初めて実装する。
AIは素晴らしい創造的な機会を提供するが、コンテンツがAIによって生成されたものであることを知らないと、ユーザーを混乱させたり誤解を招くことがある。動画にラベル付けを行うことで、そのコンテンツの文脈を明確にするのに役立たせる目的がある。

参照記事


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