今日、いつまでたっても終わらないのにどうしても嫌いになれない漫画「ガラスの仮面」に出てくる悪役・乙部のりえがトレンド入りした。

朝ドラ「ブギウギ」に出てきた田舎娘が乙部のりえを連想させたからだ。

まず、乙部のりえについて説明しよう。
全然続きが出ない漫画「ガラスの仮面」の主人公・北島マヤが芸能界で売れっ子になった時、その座を奪おうと田舎娘のふりをして近づいた身の程知らずにも程がある若い女子だ。

当然そんな輩は、我が推しである姫川亜弓嬢が黙っていない。
乙部のせいで芸能界を追い出され役者をやめようとまで考えていたマヤに代わってお仕置きをし、即退場となった。

亜弓様のお仕置きシーンは実力の差を見せつけ乙部がガクブルするほど見事なものだった。

そんな乙部がトレンド入りしたということで記事を呼んでいたら、美内先生の公式サイトにヤツのその後が書いてあるとの情報を聞きつけ、サイトに飛んでみた。

先生のサイトでは読者からの質問にキャラが直接答えるという楽しいスタイルを取っている。

乙部曰く「実力の差を見せつけられすっかり自信をなくした」そうで、「事務所を替えて、雑誌のモデルもやってみたけれどやっぱりダメね。 本気になれないもの」と鼻持ちならない様子ではあるが、やはり役者が好きなようだ。

そして現在は「いまアルバイトをしながらニューヨークのダンススタジオに通っているの。いつかミュージカルをやってみたいわ」と、この“いま”が何年前なのかわからないがニューヨークにいるらしい。

「それから、いつかあのふたり…そう、北島マヤに姫川亜弓よ。 許されるなら、あのふたりの前で舞台に立ちたいって、本気でそう願ってるわ」などとのたまってもいる。

多分あの2人は15年ぐらい紅天女の稽古をしているから乙部のことなんて忘れてるよ。

そんな乙部がトレンド入りしたということは、朝ドラ視聴者は「ガラスの仮面」世代が多いのだろう。

来年こそは・・・続きを・・・