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山中教授、同級生の小児脳科学者と子育てを語る

かくも子育てと指導は似ているのかと思う。
「親がしてあげられるのは、どれだけ良い習慣を(子どもに)
つけてあげられるか」
これはJFAでもずっと言われていることで、私も強く思う。
【魚を与えるのではなく、魚の取り方を教えてあげなさい】
そして、Good Habitの追求。

心配されるってことは、
信用されていないってことらしい。
そうなると、子どもの自己肯定感は
どんどん下がるんだって…。
自分で選んだことを失敗して、
立ち上がって継続して、自信を続ける方が
重要!なんてことは分かるんだけど、
これが我が子になると、なかなかできない。
確かに昔は【ほったらかし】という
文化があった気がする。

でも、JFAは早くから指導の現場に
あるいは、指導者育成にこの考え方を
取り入れていると思う。
私も『学校でやってないのに、社会に出て
いきなりクリエイティブを求められても
そりゃー無理じゃないの(ヾノ・∀・`)』と
思っていた。
文中でも山中先生は『知識を吸収する力も
大事だけど、その知識を使って何をするか
何を想像するかが求められている』と
書いておられた。

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この本では、乗り越える力(レジリエンス)を3つのパートに
分けて考えられていた。
①自己肯定感②社会性③ソーシャルサポート
ソーシャルサポートとは、
周りの人に助けられているっていうことを
実感する力だそうだ。
この①は大人になってからのトレーニングでは高まらないものみたい。社会性も同じ。
小さい頃から『やればできる!』ってのは
大事みたいだ。
そして、自立の定義に目から鱗。
【助けてと言えることが自立である】

私も育児や指導にええかっこしいは止めよ。

山中先生と対談している成田先生は、小児脳科学の先生だが、
「早寝早起き、朝食を食べさせていれば、全てうまくいく」
「断言できます」とまで書いている。
そうすると、私なんかはこれを躍起になってさせようとすると、
自立にはつながっていかないのかなぁ、などと天邪鬼なことを
想ってしまう…。
親という字は…なんて話は何度も聞いたが、
よくできてるなぁ。


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