精神疾患と多様性
病気になって、今ぶち当たっている壁は就職です。
1年半のブランクがあり、今もう病気が治って元気いっぱい!という訳ではないので仕事をどうしようか悩んでいます。
おそらくなったことの無い人には全くわからない感覚だと思います。
「あ〜わかる~」で済むほど軽い感情でないことは確かです。
働かなきゃと焦る気持ちとそう考えるだけで抵抗する身体。
3人くらい自分がいてそれぞれがそれぞれの仕事をしてようやく私が出来上がってる感じです。
連携できなきゃ手足も上手く動かせないような
そんな状態で泥の中に沈んでいくような
そうやって私の精神は光の届かない場所へ落ちていくのです。
今の時代まだまだ問題はあれどジェンダーレスが根付いてきています。
比べるわけではありませんが、精神疾患の方を受け入れてくれる人は圧倒的に少ないと思います。
話してみても「意味がわからない」「そんなに死にたいなら死ねば?」「全然元気じゃん!」
精神疾患についての知識があればこんなことは言わないと思います。
精神疾患の人はほとんどの人が理解されることも無く自分自身が我慢をして生きていると思います。
「そんな人はいっぱいいる」という方もいるかもしれません。
こればっかりは想像だけで理解するのは不可能だと言っておきます。
なってみて初めて精神疾患の人のことを理解できるでしょう。
そしてここで出てくるのが多様性です。
精神疾患の人を受け入れる職場は多くあると思います。
しかしその中で精神疾患の人の仕事ぶりはどうですか?
精神状態により仕事を休むことも多いでしょう。仕事を任せてもなかなか終わらないかもしれません。
そんな人を見て周りの人はどう接していますか?
「また休みだよ」「仕事遅すぎて使えない」なんて言っていませんよね?
会社に受け入れただけで多様性を叶えている訳ではありません。
その後の対応が最も大事なのです。
今は精神疾患の人を雇えば補助金が出るところもあるらしいですね。
補助金欲しさに精神疾患や障害のある方を雇いまくって仕事ができないと罵声を浴びせたり、他のスタッフのいじめの対象としていさせる場所もあるみたいですね。
それを表だけ見て多様性多様性と反吐が出る。
私はいつか精神疾患で働けない人のための会社を作りたいと思います。
お互いに精神疾患を抱えるものなら病名が違っても分かり合えることも多い。
特にいのちの電話などのオペレーターは同じような病を持つ人が対応した方が断然いいと思います。
体調の予測ができないのもわかるので誰かが急に休んでも全体でフォローできるような、そんな会社がこの社会に当たり前のように存在する。
それこそが私の考える多様性です。
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