自宅のリビングにて

単品リピートネット通販の成功ポイントは、商品企画と通販マーケティングの２つにあります。

現在は、同じ商品を繰り返し販売して頂く、リピート型の売り方が定期購入の縛りができない業界の流れやテストマーケで予約注文をもらうやり方など細かいテクニックが使えなくなっています。

単純にそこまで寄り添ってくれる業者さんも少なくなっているのが実情です。
そんな中でも、確実に年商規模を伸ばしている会社がどんな通販の取り組みをそればよいのか？
をお話しをします。
まずは、巷で流行っている

本題へ
巷でもピックアップされている単品リピートネット通販の本質について共有しておきたいと思います。

単品リピートネット通販とは、基本的には同じ商品をお客さまにリピートしてもらう通信販売の手法です。

よって、目的ではなく、手段であることを理解しないといけません。その最たる例としてあるのが、定期的にお客さまに商品をお届けする定期購入の販売モデルです。

そしてその中でも、リピートしてもらうことが前提で、一種類の商品にしぼって通信販売を行う手法です。

しかも、その中でもネットがメインの単品リピートネット通販が小資本でできるモデルとなります。

悩み×部位×コンセプトに分解して商品企画を考えるレッドオーシャン戦略が小さな会社には向いています。

単品リピートネット通販の特徴としては、リピートしてもらうという特性上、

健康食品（サプリメント）や化粧品といった一般消費の消耗品がメインの商材です。

よって、健康と美容の分野になります。
さらに言うと、単品リピートネット通販を行っている多くの企業は自社ブランドの商品です。

もしくは、OEMで製造してもらい単純に仕入れて販売するような粗利差異の物販などは行わないところも特徴です。

単品リピートネット通販のメリットは大きくわけて3点あります。

・自社のオリジナル商品を扱っている
・製造計画や販売計画の見通しが立ちやすく経営が安定する。
・商材を絞っているため低コストで始めることが可能。

魅力的なメリットがあるように見える単品リピートネット通販ですが、もちろんデメリットも存在します。

それは、新規顧客を獲得するまでの費用が通常の通販よりも高くかかることです。

また、販売する商材は一つなので、「お金を稼ぐ」というだけではモチベーションが継続できないといった内面的な問題も寄与します。

単品リピートネット通販と通信販売の違いについてもおさらいをしておきます。

通信販売とは、総合通販を指しており年商６００億以上の規模感を指します。

その通信販売のビジネスモデルは、ほとんどが総合通販と呼ばれるEコマース型で、多くの商品の取り扱いをします。

よって、
特徴としては、
・仕入れ販売
・アイテム種類
の2つがあります。

メーカーから商品を仕入れて販売するため様々な種類のアイテム商品を取り扱うことが可能です。

一方、単品リピートネット通販は一つの種類しか取り扱いませんので、ここが大きくビジネスモデル上違う点になります。

具体的には、６つの点が異なります。
・商材→　粧品や健康食品などの消耗品      
・品揃え→１つ
・価格競争→　なりにくい
・利益率→　高くなる
・顧客獲得費用→　高くなる
・購入頻度→　期的に購入が発生する

繰り返し購入していただくことで利益を得る販売方法のため、消耗品＆定期購入で販売するのが望ましい姿です。

よって、この消耗品に
・購入場所を限定する
・独自性をつける
・拡散しやすいようにする

などを考えるチカラが必要になります。
そのためには、マーケティング戦略がとても重要なスキルになります。

顧客とのファーストタッチポイントを増やしていく努力と工夫が不可欠になります。

SNSの運用やリスティング広告、SEO対策、コンテンツマーケティング、オウンドメディア、記事広告などをガリガリ実施できるスキルやパートナーさんとの関係性が重要です。

最後に成功の秘訣は、この公式です。

ＬＴＶ＞ＣＰＯ
です。

リピート通販で重要な要素になるのが、CPO=新規顧客の購入を獲得するためにかかった費用LTV=お客様が１年間で購入してくれた売上合計

この２つの天秤になります。単品リピートネット通販を収益化するためにはCPOを可能な限り抑え、LTVをできるだけ上げていくことが重要になります。