A氏からのパワハラについて


■A氏からのパワハラの内容

セクションが異動になった直後の2016年6月から、2016年8月ぐらいまで約1年2ヶ月に渡り、仕事上の叱責の域を超えた言葉(人格否定、雇用を脅かすような発言など)を、怒鳴ったり、威圧的な態度で、外から聞こえない密室のような場所で、何度も何度も言われました。

■A氏との「パワハラ」についての話し合い結果

結果から申し上げると、A氏とは和解に至りました。

【話し合いの内容①】 A氏が私に謝罪をすでにしていると主張

私が新文芸坐に在籍中に、A氏より雇用を脅かすような発言がありましたが、その件については、A氏から謝罪を受けていました。

しかし、そのほかのことについても、謝罪していると主張されています。私が退職する直前の抑うつ状態が末期だったときだそうで、わざわざ時間を取って謝罪しているとおっしゃっていました。

具体的に何と言って謝罪したのかは覚えていらっしゃらないそうで、「傷つけてしまい申し訳ございません」などだったと思うとおっしゃっていましたが、具体的な言葉が記憶にない以上言明はできないとのことでした。

あいにく謝罪していただいたことを、一切覚えていません。
当時極度の抑うつ状態が原因で、物忘れするようになっていたため、記憶がないのかもしれません。
その謝罪を受けて、私は何と言っていたかA氏にお聞きしたところ「特に何も言っていなかった」とのことでした。

A氏の性格を考えると、A氏が嘘をついているようにも思えませんでした。

また、私が退職した後にもA氏からのきつい事を何度か言われていたため、謝罪されているとは一切思いませんでした。

A氏の言動が結果として不適切になってしまったとは思いますが、下記に挙げる原因の通り、良心からそうなってしまったことは理解し、ご自身の非を認め、ご本人がこれまで、自分なりに個人的な対策も考えてこられて、努力してきたことは理解しました。また、在職中とは異なり、精神的に落ち着いている印象も受けました。

改めて謝罪したいと申し出ていただきましたが、それは必要ないとお伝えしました。また、A氏が過去に謝罪している件を私が一切覚えていないことに関して、謝罪しました。

【話し合いの内容】 ②A氏の不適切な言動の原因と対策について

  1. 当時は上映本数が多く、A氏は社員としてやることもあり、追い込まれていて、ストレスが溜まっていた
    →上映本数が数年前から少なくなり、社員をやめたため負担も減り、ストレスを感じる度合いも小さくなった

  2. 私が該当セクションに異動するにあたり、周囲の反対があったため、私を残すために、厳しく当たってしまった
    →一人で抱え込まず、周囲の方に相談するようにした
    →以前よりL&A営業部等の貴社社内の方とは話しやすい環境になっている

  3. 私が退職した後の言動については、私がほかの会社でうまくやっていけるかどうかが心配で、厳しく当たってしまった
    →A氏に特に現在働いている会社で問題なく働いている旨をお伝えしました

なお、A氏の数々の言動をリスト化し、お渡ししていますが、不適切だったと思っているとのことでした。

和解するということにA氏も同意されました。

※ここに書いてある事以外の再発防止策を人事部の方を通じて提案していますが、後日別途ご報告いたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?