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もっとリアルが欲しいよ。

誰かが本とか文章に書いた成功談って、あと経験したことを振り返って語ったことだから、本当のリアルじゃない気がするよね。だって、誰かに話すために後付けとか編集が加わってるはずだもん。実は重要なことなのに、本人が大したことだと思ってなかったら語られないこともあると思うよ。分かりやすいように良かれと思ってまとめたり編集したりしたけど、実は大事な部分が省かれているみたいな。リアルさ、ノンフィクションが失われるんじゃないでしょうか。

自分だってそうだもん。なにかうまく言ったコツを教えてと聞かれたら、それは思い付くよ、すぐに。でも、そのコツにたどり着くまでの試行錯誤や、ずっと頭の片隅において考え続けたことなんかを伝えないかもしれない。自分にとって当たり前と思っていることだとわざわざ言わないもんね。実際はそういう心持ちの方が大切だったりする。

それからすると、文章とかより、言葉で話したことの方にリアルはあらわれやすいのかもしれないよね。台本があったり、映像であとから編集したりするのは別としてね。その場合でとっさに考えて話すことにその人の本当に考えているリアルが現れると思う。

哲学とか名言なんかはさ、心にぐさっときて共感させられるんだけど、実際はその人が行動して失敗して苦労した結果だよね。その体験を短く言葉で表すならばということで、生み出されたもの。誰かの体験の集大成を一瞬で知ることができる貴重なことだけど、本当の真髄に気づくことは難しいのかもと思う。

インプットした情報は見えていることだけでなく、語られていないことを自分で探って、考えて、想像することが本当のリアルを知るためには必要なんだろうね。本を読んだだけでやる気になって行動しないことばっかりが多いんだけど、想像だけして知ったふうになるんじゃなくて、行動して、悩んで、怒って喜んで、ありのままの体験を大切にしようと改めて思っています。

今日は天気が良くて、散歩したら桜が満開でした。いや、まだ半分ぐらいつぼみが残ってるから5分咲きかな。すごく気持ちのいい季節ですね。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。
ではまた!


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