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世界はゴミで溢れている

トフと散歩しながら思う事。

40年前のリスボンにもこんなにゴミが散乱してたんだっけ?

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気候変動や環境破壊やあれやこれやで地球はどんどん(悪い方に)変わっているのだが、明らかに昔と違うと思えてるのが目に見えるゴミの量だ。

自分が歳をとってゴミも含む汚いものに対する耐性が落ちたのかなと思うこともあるけど、それを考慮してもやっぱり世界のゴミはものすごい勢いで増えてそして目につくところに溢れ出しているような気がして仕方がない。世界中ゴミだらけだ。

特に酷いのがアフリカだと思う。アフリカ大陸はゴミの中に大陸が埋まっているといってもいいぐらいじゃないだろうか。どんな都市にいってもゴミだらけで、悪臭がしてハエがたかっている生ごみの山のなかでスカベンジャーの子供達がうろうろしていたりする。貧困の中ではゴミ処理なんて優先順位が低いよね、というかする事リストにのってすらいないだろう。そして人口はどんどん増加している。

アフリカだけではない。そういえば20年前にジャカルタ湾の中を船で通った時にも、浮遊するゴミの中を、というより汚物の中をかき分けて進むようなあまりのひどさと悪臭に思わず吐きそうになったが、今はきっともっと酷いのだろうな。

ヨーロッパだってそうだ。ネットでは綺麗な写真ばかり目につくが人間が大勢いるところでそんなわけない。旅行の写真でゴミを撮る人はいないので当然だろうが本当はごみだらけで汚い。リスボンも汚い。パリもゴミだらけで臭かったりする。そういえば息子がパリのメトロが臭くて嫌だったと昔いっていた。
       
トフと毎日散歩して地面を見続けないといけないのでよくわかかる。

世界はゴミで溢れてて、そして人間がいる限り溢れ続ける。

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日本はどうなんだろうか。ゴミを処理するにも再利用するにも膨大なエネルギーが必要だ。そのエネルギーは外国から買っている。貧乏になってエネルギーが買えなくなったら、アフリカと同じようにゴミ処理の優先順位はどんどん下がるのは当然だろう。

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とりあえず今日もトフとゴミを避けながら散歩に行く。

これからの地球で生きていくにはゴミと共存できる強さが必要になるな。