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きみの本棚を見せて

ぼくの本棚

週に2冊本を読むとしても
一年で100冊しか読めない。

ゆっくり本を読める日々が
あとどれくらい続くのか、
なんて考えてみる

老眼になったら本を読むのも億劫になるだろうし。

ぼくらが生涯にどれだけ読めるかは
もうあらかじめ定まってる。




だから本当に大切にしたいのは
読書する時間もなんだけど、
どんな本を読むか、を選ぶ時間だなぁなんて。


例えば僕はビジネス書は読まない。理由は鼻につくから。

小説は太宰をときどき。

現代小説はあまり読まない
けど思い返せば印象深い作品は何冊かあるな。

最近は詩も好き
友人の書いた詩集や宮沢賢治なんかを読む。
星新一のショートショートとかも。

まじめな本も多いよ。
焼畑、狩猟、民俗学関連。
調査地についての本はだいたい読んだし、
けれど柳田国男全集はなかなか読み進められてないな。

ほかにも有機農業、料理、死生観、火の人類学、リンゴ関連、ベトナム関連などなど。


本棚はこの他にあと二つある。
そっちは主に研究関連、農業、アート、あと柳田全集。
引っ越しのこと想像するだけで恐ろしい。。。


こうやって並べると、だいたい僕がどんな人間かわかってしまう。よね。

選ばれた本たちは
僕の脳みそに入り込んだり
かすったり、あるいは透過していき、
僕という人格をたしかなものにしてゆく。

だからどの本を選ぶか、は
いまの自分の鏡にもなるし
これからの自分の一部を選び取ること になる

読める本は限られていて
一冊読むのにも時間はかかるから
本そのものに もちろん価値はあるけれど
その本を選んだ(まわりの本を選ばなかった)ことに意味があるはず
だから気楽に、けど慎重にしたいなぁと思う

(…なんかビジネス書みたいな文章になっちゃってちょっと不満)

ここから本題。やっと。

で、なんだけど
自分の関心ばかり追ってると視野が狭くなっていく気がして
だから友人や先輩や仲のいい人たちは
あるいはあまり話したことのない知人は
どんな本を読んで(選んで)いるのだろうと気になったのです

それはあなたの人格を知りたいという文学的下心(のようなもの)もあるのですが
参考にしたいのです
というかやっぱ気になるのです

ということで、僕の連絡先を持っているあなた
ぜひ本棚を見せてください
おすすめなんかもあれば、ま、読むかは別として、教えてください

本でも読みながら、本棚の写真がとどく日を待とうかな

(追記)

後輩に「おすすめの本ありますか」と言われたら、ゆるーい本をお勧めしている。がそれに満足しなかった新入生にさらに聞かれた時があって、そのときは「名前知ってるけど読んだことない本読んでみたら?」と言っておいた。関心分野がわかんない時は慎重であるより、気楽に選んだほうが楽しいよね。読書って超わくわくするものじゃん。

なお、今の僕は「本の読まれ待ち」状態で、8冊くらいを気分によって行き来しながら読んでる。寝る前や週末は本からの猛烈アピールに襲われて、照れちゃうくらいだ。からオススメされても読めないのが大体だというのを、承知してもらえたら。けどオススメされるのすごく好きだから待ってます📚

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