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アスパラガス

ホワイトとグリーンの特徴を知ると食事の楽しみが増えそうです


〈目次〉
1.グリーンアスパラガス
(1)グリーンアスパラガスとは?
(2)グリーンアスパラの主な産地
2.ホワイトアスパラガス
(1)ホワイトアスパラガスとは?
(2)ホワイトアスパラの主な産地


1.グリーンアスパラガス

(1)グリーンアスパラガスとは?
グリーンアスパラガスは、春先から芽が出始め、秋まで収穫できます。また、いろいろな栽培方法があり、冬でも少量出荷されています。

輸入ものもあわせて、通年店頭にも並んでいるので、あまり旬を意識しない食材ではあります。

しかし、最もおいしい時期はやはり露地栽培で春から初夏にかけての取れたての物であることは言うまでもありません。

アスパラガスの栽培方法にもよりますが、立茎栽培という手法では、春に「春芽」を収穫した後、一株に4~5本残しておくことで、それを親としてその後9月頃まで、その親の根元から芽が出てくるそうです。この後から出てくるものを「夏芽」といいます。

一般的なグリーンアスパラガスは、芽が出るままにし、日光に当てるので葉緑素が沢山作られて色がつきます。その分、栄養価は高く、カロテンなども多く含まれています。

(2)グリーンアスパラ主な産地
アスパラガスは、収穫、出荷量共に北海道がダントツトップです。
次いで長野、佐賀と続きます。


2.ホワイトアスパラガス
(1)ホワイトアスパラガスとは?

ホワイトアスパラガスは、芽が出る春先に土を盛り、芽を日に当てずに伸ばし、いわゆる軟白栽培をしたものです。

栽培方法はいろいろありますが、完全にフィルムで遮光してマッシュルームのようにして栽培する方法もあります。

味的には、グリーンの方はやや青臭みがありまが、その分栄養価は高く、カロテンなども多く含まれています。ホワイトアスパラガスは、軟白栽培というだけに、食感が柔らかく、ほんのりと甘みがあって、青臭さがありません。その分、逆に栄養面ではグリーンのものより劣ります。 でも、栽培に手間がかかる上、傷みやすいので流通量が少なく値段も高くなっています。

かつては、輸出向けに盛んに缶詰が作られ、国内でも一般的だった時代もあり、ホワイトアスパラといえば缶詰という印象がある方もいると思います。いまは、ホワイトアスパラは缶詰でないものの認知度があがりました。採れたてのものを茹でたものはとてもおいしいです。少々高いですが、春には是非使いたい食材です。

ホワイトとグリーン、実は両者は品種の違いではなく、栽培方法が違うだけなんです。

(2)ホワイトアスパラの主な産地
ホワイトアスアスパラガスは北海道が有名です。北海道産のものは初夏の5月頃から出荷が始まります。一方、佐賀県なども産地として知られ、こちらが年明け1月頃から春まで出荷されています。

以上


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