最近関わっているふたつの出来事。クリエイティブは旅に出よ。たびするシューレ。どちらも旅がキーワードだ。前者は通称クリ旅。後者は、同じくシューレなどと呼んでいる。どちらもほぼ同時期に始まった。前者は大阪、後者は大分で開催されるトークイベント。

どちらも雑談の中から生まれ、育った企画だ。2017年の12月だったか、大阪の居酒屋で、クリエイターの意識変革を狙ったイベントの話をした。異分野のゲストとか、スピーカーは誰でとか。すると、MEBICの堂野所長がいきなり電話をかけ始めた。相手は、三木健氏と服部滋樹氏。その場で日程を押さえ、クリ旅はあれよあれよという間に具体化へ進み始めた。
片やシューレは、2018年の夏頃、大分OPAMの新見館長と知己を得て、同氏のアート周辺の夥しい知見をもっと味わい尽くしたいと思い、勝手ながら館長とて楽しいのではないかと我田引水。同様の気分にあったカモシカ書店岩尾晋作くんと西田稔彦くんが事務局となって、こちらもたちまち回り始めた。シューレは学校を意味するドイツ語。旅は学びだね。

ゲストは、由布院の盛衰を見てきた中谷健太郎氏。奥は岩尾くん。

クリ旅のVol.5は、哲学をテーマに展開。こちらも超満員。

ゲストに来ていただいた哲学者の鞍田崇氏。明治大学准教授。