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KIKIAU KOTONO ENERUGII #54

      私なりのやり方で


以前、子育てカウンセラーの方が
” 親は子どもの自立を奪い、能力を奪っている "と
おしゃっていた。

具体例を幾つか挙げて、説明されていて
聞いたその時には "確かに " と思った。
でも、自分の生活に持ち帰ってみると
何かが違う気がした。

それでも、相手の方は育児専門のカウンセラーを
長年やってきたベテランで
実績もある。

取り敢えずは、やってみようと試みるが
心が苦しくなった。

自分が至らないから
心が苦しいのだと思って
自分に気合を入れて、再チャレンジしてみた。

やっぱり、心が沈んでしまった。
カウンセラーが言った通りにやっても
達成感が持てないどころか
できてない自分に自己嫌悪が湧いて
ネガティブの極みだった。

私は、育児カウンセラーが言っていた
” 子どもの自立を奪い、能力を奪っている "
親でいるしかできなかった。

あれから10年の月日が流れた。
劣等生の親である私に育てられた子ども達は
小学生で不登校になり16歳で渡英した。

もう一人は、中学校を自由登校し
ゲームの世界で収入を得て
自力で高校の学費を貯めている。

私は、カウンセラーの言うような子育ては
出来なかったけれど
子どもたちをずっと愛しているし
子どもの幸せを願ってきた。

子どもが大きくなってから、分かった事がある
私は、安心したいから正解を探して
あれこれと、すがっていたけれど
自分が出した答えが、自分にとっての正解だったんだと。

いつも思うんだけど
私って、後になってから気付くんだよね〜
運良く、まだまだ人生残ってるし
気がついたんだから、自分を褒めてあげよう
なんたって、頑張ってきたことは自分が一番知ってるんだから。





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