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『水曜日が消えた』、感想

先週の土日に購入したハイスペックプロジェクターを試し運転させるために何個か映画を見ました。(ハイスペックプロジェクターの紹介はまた今度)
そのうちの一つが中村倫也さん主演の『水曜日が消えた』です。
面白かったので、感想を書いてみようと思います。

今はprime videoとhuluで配信してますので、邦画見れる人は是非見て欲しい。
何が起こっているのかわからないワクワク感と、叙述トリックを楽しめます。
以下、ネタバレ有り感想です。


感想

思ったことをつらつらと書いていこうと思います。

曜日で地域の音楽が変わるの不思議すぎる

そもそも夕方の音楽とかどういう仕組み、信念で流しているんだろう。曜日で音楽が違うのはご都合主義が強いなぁと感じた。

付箋でのやりとりが可愛すぎる

キャラ萌えで物語を追うので、付箋は全部一時停止して読みました。
筆跡が違うのってどういう理屈?とは思うけど、記す言葉の選び方が各曜日の性格を表していてとても良かった!
エンディングがマジで萌え炸裂でしたありがとうございます!!!!
エンディング前の金曜日と土曜日のやりとりが可愛すぎて幸せになりました。

働かなくていいの羨ましすぎる

曜日ごとにしか記憶が継続できないので、働くのは無理だよねぇ。それにしても、車も買えるし、毎日娯楽三昧で本当に羨ましい。障害者年金?どうやって暮らしてるの?食費は??ひと月が4日しかない人生でも、娯楽を楽しめているなら羨ましいなぁ。

月曜日が強すぎる

あらすじを読んだ時から、きっとラストには一つの元の人格に統一されるんだろうと思っていたんですが、まさかの全曜日の性格が共存するというオチ。
火曜日が元の性格だったのでしょうか。それとも元の性格に一番近かったののでしょうか。
身体との親和性が一番高い性格が火曜日だったとして、なぜ月曜日が金土日に出現することができたのか。
月曜日は遊び人で一番「他者」を求め、人の繋がりを求めていた。おそらく、他の曜日への興味も人一倍だったのではないか?人間は一人で生きられない。身体の精神的な性格は火曜日で、本能の性格が月曜日だったから、火曜日と月曜日が他の曜日を侵食し、最後に残った性格が月曜日だったのかもしれない。
水曜日は筋トレ、木曜日はアート、金曜日は植物、土曜日はプログラミング、日曜日は魚、火曜日と月曜日はそれぞれアプローチの仕方は違ったけど「人」を求めていた気がする。

事故の映像の使い回しがくどすぎる

半分ぐらい減らして良かったのでは・・・飽きました。
夜ふかしの描写もよくある邦画の冗長な感じで飽きました。

自分があげた防犯ブザーが事故の原因ってわかるの謎すぎる

主人公の両親って死んでるんだよね?
どうやって一ノ瀬は事故の原因が防犯ブザーだとわかったのか。
主人公が生きていることを知って、主治医に聞いたってこと?
そういう描写ありましたっけ?

展開がドキドキハラハラワクワクすぎた

まず最初の付箋でやりとりする流れや検査のわけわからん感じと新しい医者が怖いのと徐々に壊れていく日常の怖さと司書の女性との関係が進むのかと一ノ瀬は何者なのだととにかく続きが気になる物語で終始引き込まれました(事故映像で飽きが来るけど)
まさか他の曜日で他の曜日が数日過ごしているとか、月曜日の動画が出てくるまで気づきもしなかったです。完全にやられました。面白かった。エンディング前まで火曜日の視点のみなのがいい感じに叙述トリックでしたね!

オチとエンディングが大好きです。

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