見出し画像

仕事について


もしかしたら以前書いたことと重複するかも知れないが、仕事について思うことを書こうと思う。

なんだかこの頃は、仕事がある内が花だ、仕事のある人が羨ましいと思う。どんな仕事でも尊いのだから、仕事してる人は皆もっと自信と誇りを持った方がいい。仕事してない人が恵まれてるわけじゃないし、妬んだり蔑む必要はない。給料が高いから偉いわけじゃないし、給料が低いから人として劣っているわけじゃない。若い頃はむやみやたらに低賃金で時間を奪われたり搾取されたくないと、労働全てを否定してただ遊んで暮らしていたけれど、仕事がない、人に頼られることがないというのはなんともさみしいし、生き甲斐も感じられない。友人が言っていたけれどやはり人は自然と人の役に立ちたいと思うものだと思う。特に私はそういう気持ちが強い気がする。諸事情あって助けられることの方がどちらかと言えば多いけれど。

その話で思い出したが、私はアート関係の仕事というのが仕事というのがわからない。フォトグラファー、絵描き、ミュージシャン、ダンサーなど。写真を撮ることがなぜ仕事になるの?と思ってしまう。例えば重い荷物を持っていて大変そうな人の荷物を持つ、なんてことはわかりやすい人を助けることだけど、アートに関してはそう直接的でもわかりやすくもない。それに加えて、なんかそんな贅沢な、悠長なことをしてていいのか?なんて思い込みがある。それは自分が心の奥底で、安心な状態を許してないこと、しあわせを拒否しているからの様な気がする。単にアートやものづくりにそこまで興味がないというのも大きいだろうけど。

自分は体が弱いからそうやって頼られるより頼ることの方が多いけれど、しっかり体を整えて、自分のやれることを見つけて、頼まれたらなるべく断らず引き受けて、粛々とやっていこうと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?