理論という「補助線」を使いながら現場をよくしていきたい

私は、2015年に新卒でNPO法人に入職し、ボランティアの大学生と青少年向けのいろんな事業・サービスを作りながら、ボランティアの大学生自身の成長に関わる仕事を8年以上してきています。

余談ですが、自分のルールとして、「年末までに100記事書きたい!」というマイルールがあってそのために更新頻度をあげています!
「ネタがあったら書こう。」だと、当たり前だけどそんなに毎日目新しいことが起きるわけでもなく更新が滞るので、とりあえず毎日noteを開いては書き始めてみる。という100万年前からわかっていたことに着手し始めて今日で6日目です。

今日は、ただの雑談会で、最近思っていることの共有です。
例によって、タイトルで今日の結論を書いてしまいましたが、よければぜひお付き合いください。


さいきんは、またまた勉強の熱が高まっております。
#31歳伸び盛りでありたい

自分の仕事に関係ありそうな(特に昨日書いた「ピープルマネジメント」関連)なものを読みながら、自分が思っていたこと・やっていること・やりたいことってこれやん!を探すために読んでいました。

以下、昨日の記事!

それこそ、「心理的安全性」とか「1on1」「エンゲージメント」「コーチング」などなど。

ただし、そういう知識・情報をインプットしながら日々の実践と照らし合わせながらやってきました。

なかなか思う通りにいかない。なんてことも多かったですが、断片的な情報も数が増えてくると、一つひとつの知識・考え方って同じようなことを言っていたり、ある考え方の根底にはこれがあるじゃん!みたいな感じで、それぞれに影響し合っている(相互補完し合っている)みたいなことも見えてきました。

どちらかというと、「わかりやすい」とか「読みやすい」本を選択することが多かったのですが、先ほどあげたようないわゆる「流行りの言葉」の背景には、これまでの研究でわかった「普遍的な考え方」みたいなものがあるということがわかってきました。

なので、いまは主にそっちの研究とか論文と呼ばれるような、いわゆる「かため」な本に関心が向いている最近です。
#買ったけど読めなかった本を引っ張り出している

まだ読み進め始めたばかりですが、これまでいわゆる主観的に・実践としてやってきたことの裏付けってほんとにもうすでに研究されていることが多い。同時に、これ理論的にダメなやつやっちゃってる!みたいな失敗も同じかそれ以上に多くて、嫌になりつつ。
#壁にぶつかりながら考えた時間を返してほしくなる

とはいえ、そういった研究されてきた「理論」を共有するだけで変われば苦労しないわけで、「理論」と「現場で起こっていること」とを橋渡しする必要は出てきそう。

そのときに大いに役に立つはずだし、自分が知っている現場もたかだか知れているので、これからも「現場での一次情報」にはアクセスし続ける必要がありそうだとも思っています。

とにもかくにも、今から自分がやらなきゃいけないことは明確で、とにかくすでに研究されている理論をたくさん仕入れることに尽きます。

「人材育成」や「教育」みたいなの領域は特に、人間誰しもが何らかの当事者として経験している分、自分の「ある種の成功体験」に基づく考え(生存者バイアス)みたいなものをもっていることが、難易度高い理由の一つでもあります。

「現場で起こっていること」をベースに、長年研究されてきた理論との紐付けをしていくような、帰納的に進めていくのがいいんだろうな〜という、ぼんやりとした方向性だけが見えていますが、具体的に何をするのか、どのように進めていくのかはこれから考えていくことになりそうです。

一緒に仕事やプロジェクトをやっていく中で、考え方・方向性が合わないときもある。
だからこそ、「それはあなたのやり方ですよね」って思われることってやっぱりあって、そういうときは「自分や相手の意見の裏付けとなる研究」とかをあたるしかない。

年上の人たちが論文とか文献みたいな、「何がおもしろいの?」って思っていた本を自分がおもしろがって読むようになっていくのって、不思議な感覚です。

理論ばっかりの頭でっかちにはなりたくないですし、理論はあくまでも一般論なので、個別具体に合わせてアレンジしないとそれもそれでうまく活かしきれなくなる。

理論を「補助線」として活用しながら、これからにどう活かしていこうかを考え中なところです。

31歳、なんかここが頑張りどころな感じがして、いろいろ漲ってきているこの頃です!


現場からは以上です!

今日も皆さんにとって、すてきな1日になりますように。


「Z世代とのチームづくり」とは?

これは、私が働く大学生主体のNPO法人にて、大学生とともに事業実施をする中で感じたことや気付いたこと、またチームで活動する中での気づきや学びを共有したり、チームとしていま直面している課題やこれからについて共有したりしながら、ジブン自身も、読んでくださっている皆さんにとっても、チームづくり・コミュニティーづくりについて学びを深めていけたらと考えています。

私が働くNPOではたくさんの大学生が活動しています。学年もバラバラで、入りたての1年生の子もいれば今年が最後の1年!ということで意気込む4年生の子までいます。

世の中にはあまりない、4年ですべての人が入れ替わるという不思議な組織でもあって、「学生(先輩)が学生(後輩)を育てる」という文化を継承しながらやってきている組織でもあります。

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