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議論を要約するコツ


なぜ、要約するのか?

 要約とは発言者の言いたいことを汲み取り、簡単にまとめることです。議論話を書いていくのにどうしても話すスピードよりも聞きながら、手を動か
すスピードの方がどうしても遅くなるので、話した内容をすべてテキスト化
するよりもポイントや内容をまとめながら書くときに要約しながら書いてい
きます。もうひとつは、人は沢山の情報が羅列してあると、分かりづらく人
は議論の内容を把握しづらくなるということです。

整理する方法

1)分類(カテゴリーごとに分ける)

話した議論を分かりやすくする一つの要素としては、分類(カテゴリー分け)です。出てきた意見やアイディアを整理するときに分類すると、参加者の頭の中も整理されて認識違いを無くすことができます。
 また整理されることでより、深い議論をすることができます。書くときに
同じカテゴリーであれば、近くに書いて、違う意見は少し離れた場所に書い
ていき、整理します。そうやって、聞きながら、分類しつつ書いてまとめて
いきます。分ける時には発言者に意見の分類がどこになるかのかを確認して
書くのも一つの方法です。

2)構造化

 分けた意見について、さらに理由や、背景などを確認して、意見の下に書
いていくとより深い議論を進めることが出来ます。意見を構造的にとらえ、発言したメンバーの考えを知り、どのように扱うかを話し合うことができれ
ばより実りのある話し合いになります。

書き方のポイント

 ラベルは第一階層の意見やアイディアは色を変えたり、囲い込みをしたり
下線を引いたりして、装飾します。
 その下に書く意見は同色でそろえるとまとまりがでます。最初からカテゴ
リー分けやラベルの判別がつかないときは同色で書いておいて、装飾で違い
を表現するのもありかと思います。

要約するときに気を付けること

 書き手が参加者の意見を汲み取り、要約をすると参加者の意図とは違い要
約を間違えることがあります。出来る限り、要約はせず、テキスト化して、 書き取ったあとに参加者に確認しながら、まとめる方が安全に進行すること
ができます。進行しながら要約するか、後から要約するかは参加者の関係性
であったり、場の状況によって判断してもよいかもしれません。

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