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2020年ファジアーノ岡山マッチレビュー

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記事一覧

一つの幕が下りた日~J2第42節 ヴァンフォーレ甲府 VS ファジアーノ岡山~

スタメン 両チームのスタメンはこちら。 どこにボールを運ぶかが共有できていた岡山 追い風…

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底はどこにある~J2第41節 ザスパクサツ群馬 VS ファジアーノ岡山~

スタメン 両チームのスタメンはこちら。 曖昧なプレッシャーは群馬を利する 蹴り合い&ミド…

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粗の収穫期~J2第40節 モンテディオ山形 VS ファジアーノ岡山~

スタメン 両チームのスタメンはこちら。 新しい組み合わせの妄想 琉球戦から1週間空いたこ…

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風に振り回されるプラン~J2第39節 FC琉球 VS ファジアーノ岡山~

スタメン 両チームのスタメンはこちら。 風下で試合を動かしたくない前半 試合開始から強い…

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橋を渡ったホーム最終戦~J2第38節 ファジアーノ岡山 VS アビスパ福岡~

スタメン 両チームのスタメンはこちら。 ミドルゾーンのどつき合い、優位に立てない攻撃 試…

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おい、決闘しろよ~J2第37節 ギラヴァンツ北九州 VS ファジアーノ岡山~

スタメン 両チームのスタメンはこちら。 芋づる式に引き出される岡山 試合の立ち上がりから…

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悩ましきCスタ千秋楽~J2第36節 ファジアーノ岡山 VS 栃木SC~

スタメン 両チームのスタメンはこちら。 相手の土俵で自分の相撲を取れていた岡山 塩田や田代あたりの後方の選手が前線の明本やエスクデロにダイレクトなロングボールを入れる展開から、そのセカンドボールにミドルゾーンから敵陣にかけて狭いエリアで縦へのプレッシャーを強めて押し込んでいこうとする、いわゆるストーミング路線が内外に定着した感のある栃木に対して岡山は、有馬監督の言葉を借りれば「相手の土俵に上がる」形で試合に入るようにしていた。具体的に言うと、栃木のように後方のポープや田中と

ただの消化にしないために~J2第35節 松本山雅FC VS ファジアーノ岡山~

スタメン 両チームのスタメンはこちら。 松本の手の上で踊る岡山 岡山のポープ、松本の村…

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再起動の日曜日~J2第34節 ファジアーノ岡山 VS ジュビロ磐田~

スタメン 両チームのスタメンはこちら。 ボールを持たずに主導権を握れる岡山 試合開始、す…

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糧~J2第33節 Vファーレン長崎 VS ファジアーノ岡山~

 結果は0-5、いわゆる夢スコというやつでした。ファジアーノ岡山の歴史をたどると、5失点以上…

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やれずとも、やらせず~J2第32節 ファジアーノ岡山 VS FC町田ゼルビア~

スタメン 両チームのスタメンはこちら。 優勢に立ちたいポイントはどこだ まずは斎藤と山本…

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現在地を測る~J2第31節 京都サンガFC VS ファジアーノ岡山~

スタメン 両チームのスタメンはこちら。 外に追い込み、プレッシャー 試合の立ち上がり、最…

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思惑と反しても~J2第30節 ファジアーノ岡山 VS ジェフユナイテッド千葉~

スタメン 両チームのスタメンはこちら。 前に急かされる岡山 この試合は、お互いの狙いがイ…

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疲労との向き合い方~J2第29節 ツエーゲン金沢 VS ファジアーノ岡山~

スタメン 両チームのスタメンはこちら。 金沢のパワーへの対抗 この試合での金沢の攻撃は、前後半通じてCB-CH間でのボール保持というのもなくはなかったが、大体の攻撃は最終ラインの選手やCHの藤村や大橋からルカオと加藤の前線に長いレンジのボールを入れるところから始めていた。ルカオや加藤はサイドに流れるというよりは、岡山のCBである田中や濱田と中央のエリアで競り合うことが多く、CBが処理をミスすればそのまま抜け出して2トップで攻撃を完結させることもあった。多くの場合は前線が収め