読者メモ リベラルアーツの学び方 瀬木比呂志

リベラルアーツの学びを深めるうえで、同僚のオックスフォード大の同僚からこの本を薦められました。
この本ではリベラルアーツの必要性、今後の取るべきアクションについて提言されており、非常に分かりやすく読みやすかったです。
ここに日本の失われた30年の原因の一因が含まれているように感じました。

●リベラルアーツとは
 自然、社会、人文科学、思想、批判、ノンフィクション、芸術のこと。

●リベラルアーツを何故学ぶか?
一言でいうと、自分の頭で考える力がつく。

サブゴールとして物事の本質を見抜く力、異質なもの同士から共通点を見つける力がつく。

背景としては、VUCA の変化の激しい時代では自分の頭で考える力がないと生き残れない
ということ。

●学び方
クリティカルシンキング、全体構造化
抽象化と具体化から本質を見抜く、仮説思考、課題設定力、課題解決力などの自分の頭で考えるために必要な要素を自然、社会、人文科学、思想、批判、ノンフィクション、芸術を幅広く学ぶことで得ることが出来るので、推奨本を読むことを提言されておりました。

●感想
MBA 、マッキンゼーのコンサルタント本で必要なこととほぼ同じですね。
つまり、コンサルタントになるには、リベラルアーツを学び、地頭力をあげる必要がありますね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?