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社労士の受験理由…


会社に社会保険労務士試験を受けることを伝えてません。別に合格したら辞める訳でもないけど、2つの理由で心底合格したかったんです。

1つ目は将来続けられる士業の資格を取りたかったから。
大学を卒業して会社員として就職する。社長や役員になる人を除いて、終身雇用制の残る一般的企業の定年は60歳、その後嘱託で65歳まで勤務できる会社が増えてきた。65歳を越えたら老齢基礎年金と老齢厚生年金をもらえる代わりに仕事は相当に制限される。収入が増えたら老齢厚生年金は減額される。ちなみに税務署による課税所得の捕捉率はトーゴーサン(給与所得者10:自営業者5:第一次産業従事者3)と言われ、会社員は給与がガラス張りで源泉徴収により正しく税金を納めている。65歳で年金暮らしに移行する人もいるけれど、僕は社会に貢献し続けたい、もちろん稼ぎ続けたい。いつまでも現役で仕事をする人が増えれば、日本の年金・社会制度が破綻することも絶対にない。

2つ目は10年前の試験で選択式合格基準点に1点足りず落ちたから。社労士試験は10科目、午前中に1時間20分の選択式、午後に3時間30分の択一式があり、合格率5〜7%。それぞれの総合点も必要だが、選択式なら全科目3点、択一式なら4点の合格基準点を取らないといけない。救済の年もあるけど、この基準点、特に選択式が受験生を悩ませる。もう少しで合格できそうな経験がこの試験のヤバさ。受験生はみんな知的好奇心が高かったり、負けず嫌いだったりするので、苦しい受験勉強を続けてしまう。僕も落ちてからずっと悶々していた。

今年、最後の挑戦をすると決めた。落ちても再チャレンジはしない。講座はアガルート社を選んだ。後で気づいたが、同社での合格体験記はHP以外では殆ど見かけない。あれっ?(つづく)

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