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アブダビ ルーブル美術館へ行ってみました

トップ写真 アブダビルーブル美術館外観


ドーハハマド空港注意点

ここのところ、阿波から離れ、
特別編として、
オマーン、カタールでの滞在記を書いてきました。

そして今日はUAEのアブダビ編。
朝8時台のドーハ発アブダビ便に乗り、
夜10時台のアブダビ発ドーハ便でカタールへ。
弾丸日帰りの旅です。
飛行時間は60分。時差は1時間。

世界のハブ空港であるドーハハマド空港。
チェックインカウンターは長蛇の列。

航空会社間のアライアンスのステータス。
持っていても、ここでは何の役にも立たない。(笑)
(ファーストかビジネスは神待遇ですが)

2022年、別格対応カタール航空チェックイン前で記念撮影だけ(笑)

事前にウェブチェックインをおススメします。
空港内もかなり広く、トラムが走ってますので、
事前に調べておくと良いですよ。
歩くと、大変な距離です。

ハマド空港シンボル 巨大なくま

Uberが便利で安い

なんとか無事に搭乗時間に間にあい、
アブダビ到着。

着陸前、上空からの街の景色。
水路が発達して美しい眺めでした。
(中東は砂漠の砂でいつもかすんでます)

飛行機からアブダビ

カタールもそうなのですが、
東京ではお馴染みのUberが使えます。
オマーンではUber使えず、
Otaxiというアプリを使いました。

世界各国でUberを利用して思う事。

日本のタクシー代は高すぎ。

何年か前、外国人旅行者が日本を訪れ、
あまりに高い料金に、ぼったくりと勘違い。
運転手に暴行という事件ありましたが、
世界の常識とは、
大きくかけ離れた日本のタクシー代。

外国に出てみるとよく分かります。
日本の半分もしくは3分の1くらいです。
車のランクや大きさも選べて便利です。

よって、アブダビでは全てUber移動でした。

国家プロジェクトが常識外のスケール

まず訪れたのはルーブル美術館。
えッ!
ルーブルってパリじゃないの?
そう思いますよね。

本家パリルーブル美術館

ですが、なんと、
アブダビルーブル美術館があるのです。

アブダビルーブル美術館前にて

ルーブルという名前を使う料金。
30年間の使用料金が530億円。
それ以外の付加料金を含めると1300億円。

莫大な金額が、
UAE側からフランスへ支払われています。

まあ、それは建築費とか運営管理費は別。
普通に考えれば、採算取れるの?
心配になってしまいますが、
そこは巧みな国家戦略なのでしょうね。

UAEやアブダビに関心がなかった観光客や投資家。
自国に呼び込むためにルーブルの冠を使う。
それにより、多くのメディアが世界へ発信。
一気に認知は世界へ広がる。

お金があるからできる戦略。
でしょうが、
とても分かりやすい国家プロジェクトですね。
一からブランディングするよりも、
既にブランディングされたものを買う。
これが中東の常識か?(笑)

広大で美しいアブダビルーブル

広さは10万平方mと広大。
それを覆うような網目状のドームがシンボル。
遠くから撮影しないと、全景は撮れません。
今回は全景撮影できず。
トップ写真はフリー素材。

アブダビルーブルの特徴としては、
世界各国の展示物が、
時代ごとの区分で展示されていること。

この作品が作られた時、
他の国ではこんな作品が作られていた。
そんな見方ができます。

本家パリのルーブルから買い受けた作品も
多く展示されており、
美術に造詣が深い愛好者にとっては、
一日中居ても飽きない。
そんな美術館です。
確かに、パリのルーブルへ行った人なら、
アブダビへも行ってみようとなりますよね。

展示物 これがお気に入り
展示物 日本の甲冑
展示物 日本地図

いたるところに、休憩用の椅子。
海を眺めながら食事ができるお洒落なカフェ。
等があります。

カフェと天井 向こうは海
メニューは多国籍をアレンジ 鮭と蕎麦と書いてたけど、イメージ違った(美味)


中庭のドームの下で、
ぼ~っと過ごす時間も贅沢ですよ。

ドームからこぼれる木漏れ日

ドバイとは別戦略アブダビの生きる道

どうしても、ビジネス的な見方をしてしまいます。

同じUAEに行ったことがある人の大半はドバイ。
アブダビへ行ったことがある人はおそらく少数。
その中で、アブダビに宿泊した人は更に少数。
かと予想します。
ドバイからアブダビは陸路で2時間なので。

そんな中、ドバイからの観光客や投資家。
アブダビへ呼びたい。
そのための仕掛けの一つがルーブル。

美術館のここが好きです

続きで紹介させていただきますが、
近くには、目を見張る美しさのグランドモスク。

他、ユダヤ、イスラム、キリスト。
三宗教の父アブラハムを起源とする宗教が集まる
画期的な施設が作られました。
これはスゴイことです。

他、フェラーリミュージアムもあります。

イベントブースではカルティエアンティーク

美術館から逸れてしまいましたね。

今後も、メイン展示ブースは、
本家ルーブルから作品を買い受け、
どんどん展示物が増えていくそうです。

ちなみに私が訪れた時、
別ブースでは、常設ではない展示。
カルティエ(宝飾品ブランド)の
アンティーク展が行われていました。

イスラムの文化から、
インスピレーションを得た歴代の作品の数々。
ティアラ他、豪華すぎる品の数々。
目の保養になりました。
いったいいくらするのか?
気になるところですが、
価格は書いていませんでした。(笑)

大人の都市アブダビ

今日はアブダビの新しい観光スポット。
アブダビルーブル美術館について
ご紹介させていただきました。

個人的印象ですが、
ドバイはビジネス。
多国籍が混在し、ガチャガチャしてる。
若い人には刺激的でしょうが、
私は落ち着かない。

ドバイ

一方、アブダビ。
実はUAEの首都。
こちらは、比較的落ち着いた雰囲気。
若者よりも大人の街という印象。

ルーブルカフェからアブダビ高層ビルがあるダウンタウンを臨む

UAEへ行かれる方は、両方味わってみてください。
私のようにカタールからのアクセスも可能です。

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本日も最後までお読みいただきありがとうございます。




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