はじめに

共働きで子供をインターナショナルスクールに行かせずとも日英バイリンガルに育てる方法‥そんなものがあるなら誰も苦労しないわと、子供に英語をと願う親なら誰もが思うことでしょう。

　だいたい共働きの時点で詰んでいます。日本在住のタレント2世のバイリンガルの子供達を発見してネットで検索すると、インターナショナルスクールに通学していることが殆ど。学費を調べてびっくり、安くて200万円台/年・人です。ここで困るのが絶対絶対無理というわけでもない価格であることです。しかし共働きなので学童や送迎付き習い事も合算すると年間300万円程は覚悟する計算になります。さらに兄弟にも同じ環境をと考えると2人いたら年間600万円。‥ここでインターナショナルスクールに通わせる線は一旦なくすのが一般的な共働き家庭ではないでしょうか。

　その後、インターナショナルスクール通学以外の手でなんとかならないかとインスタグラムやブログにあふれるバイリンガルキッズたちに関する記事を読み漁ります（私は読み漁りました）。そこで第二の諦めの境地がやって来ます（私にはやって来ました。）するとほとんどの場合、母親が専業主婦で、子供の教育に多くの時間を割くことができる環境にあることが判明し、残念ながらこのままスライドはできぬという結論になってしまいます。母親自身英語ペラペラの場合はさらに強い。朝は英語ワーク、平日昼間に英語イベントに出かける様子が綴られています。

　残念ながらこちらは保育園に毎朝一番乗り。夜は閉園ギリギリに駆け込み21時半には子供と共に泥のように眠る毎日。業務が立て込むと朝5時から仕事をしているのだからとても真似できません。子供と接する時間に差がありすぎる‥。

プロフィール

　筆者のプロフィールですが、私は日系企業に勤務するごく普通のサラリーマン（女）です。時短勤務制度は利用していません。子育てを生活の中心に据えられるではなく、管理職試験には合格しており、さてこれからどうなることやら。なところです。自身の英語力はよくある大学受験時がピークというやつで、業務上英語は一切使わないため下降の一途を辿っています。子供は男児が2人で5才と3才です（年齢は2024年元旦現在）。

これに続く記事について

　そんな筆者が長男の産育休中にいろいろと調べて長男0才から各種方法を試した結果、5歳現在はいまこのような英語の発音になりました。シーンとしては、amazon prime Videoでスーパーマリオブラザーズの映画を字幕版で観て私に解説をするというものです。（記事末尾をご覧ください）

　これをすれば最低限これぐらいにはなるという目安にしていたたければと思い、0歳から今に至るまでに実施したこと、仕事復帰後の継続方法、自身のモチベーションの保ち方をこの後の記事で掲載していきます。この方法に行き着くまでにそれなりの調査時間と試行錯誤をしているため、役に立てていただける方が多くなるほどタイムパフォーマンスが良いと自分を納得させたいと考えています。

　子供のために割ける時間は限られている、でもできる範囲でできる限りのことをして我が子には英語を話せるようになってほしい。持てる時間を最大限効果的に活かす方法とは？とお考えの方にお読みいただければと思います。