共働きの日英バイリンガル子育て⑧〜保護者のモチベーションの保ち方〜
このシリーズ最後の記事です。
前述(https://note.com/fair_lilac419/n/naa527c71e72f)の通り、子本人による英語学習の自走を期待できるのが10歳以降とすると、子供が0歳から10歳の10年間は保護者が頑張り続けることになります。
私はこれまで自分ではない誰かのために10年間何かを継続した経験を問われるとぱっと出てきません。それどころか自分が痩せるための体操さえ続きません。そんな中、我が子のためとはいえ10年間も同じテーマを継続すること、特にはじめの2年間は反応が少ないように感じ何度もめげそうになりましたので、モチベーションを保つ工夫が必須でした。
今のところ最有効策だと思うのは、子供と英語で日常会話することを目標に自分も英語を学ぶことです。
子供に英語で問いかるのが発話を促すのに効果的だから外部のアウトプット機関を頼るわけなので、それを日常的に自ら行えるのならそれにこしたことはありません。その過程で自分の英会話力もあがるので一石二鳥です。
最近外国人観光客が駅の分別ゴミ捨てに困っていたときにmay I help you?ここですよ〜と伝えただけで長男が「ママかっこいい‥!」と言った時、英語を話せるようになりたいという動機を刺激できたことがうれしく、私ももっと頑張ろうと思ったものです。良い循環です!
しかし子供との日常会話は「洗濯しようかなー」「んま〜すごい寝癖だね」など受験勉強範疇外の表現が多い。そのため「子供との日常会話」という切り口での学び直しが必要です。
なんといっても
オンライン英会話
が手取り早いですし、通勤中の10分間だけ歩きながらDMM英会話をしていた時期もありました。しかし仕事が立て込んできて職場到着後のタスク組み立てのために元々少ない脳の容量を使い切ってしまいがちなので今はお休み中です。なのでオンライン英会話以外の方法を書きます。
大人の学びも子供同様(参照:https://note.com/fair_lilac419/n/n795b4e4e2c0e)、インプットとアウトプットに分けて考えます。まず自宅でのインプットについて。
日常単語をフレーズで覚える
こんな具合がおすすめです。
△「冷蔵庫はrefrigerator!」
○「put milk in the fridge」
△「すくうはscoop!」
○「I scoop some ground coffee into the filter」
よく使うフレーズをいくつか口語訳したら次は
ポストイットに書いて、そのフレーズをよく使う場所に貼ってアウトプット
です。例えばこちら。
もちろんルンバにも洗濯機にも貼ってあります。ちなみにポストイットは剥がれ落ち防止のために全面が貼り付けられるタイプのものをDAISOで購入しました。便利!
もちろんこの場所に行くと必ずこのセリフを声に出してアウトプットします。慣れてきたら冒頭に呼びかけるときのheyをつけたりpleaseをつけたりします。これだけで随分家の中での英語の意識が高まるのでぜひやってみてください!google検索では満足できないかたにはこちらもおすすめです。
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映画を英語音声で観て使えそうな表現を書き留めてポストイットを増やす
のも一手です。
よく使うスマホアプリを英語表記に変える
のもお気に入りです。スマホ自体の設定を英語に変更してしまうと大変なこともあるので、銀行や投資系など死活問題になるもの以外を変更します。簡単にアプリの設定からできることが多いですよ。LINEやgooglemapはおすすめです。子供と「which way should we go?」と歌いながら歩いていると「turn left」などと教えてくれるので、それをリピートしたりします。
あとは
Siriを英語に変える
ことで明日の天気をきくのもお料理中のタイマーのお願いのための定型フレーズも覚えられます。
Instagramの英会話アカウントをフォローしてシャドーイング
(マネすること)しながらメイクするのは最近のお気に入りです。
最後にどうしても気になる発音について
騙されたと思って一度、単語の最後に「le」がつく言葉のその部分を「ォ」と発音してみてください。
littlle リトルではなくリトォ
apple アップルではなくアップォ
rectangle レックタングルではなくレックタングォ
sandcastle サンドキャッスルではなくサンドキャッスォ
笑ってしまうと思いますがそれっぽくなりませんでしたか?でもそれっぽくで十分ですよね?こういうことの積み重ねで、通じたかどうかをLINEの音声入力や、Siriや、アプリ「elsa speak」で確かめてみて日々高めていきたいです。
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