シャ・ラ・ラ
<タイトル>
最初の仮タイトルが「コンサートの最後にやる曲」。
その後「シャララクリスマス」→「sha la la」→「シャ・ラ・ラ」に変わっていく。1974年アルグリーンに同タイトルのヒット曲がある。
<詞>
サザン初のクリスマスソング。
<曲>
この言葉の通り、この後のツアー「ゆく年くる年」「そちらにおうかがいしてよろしいですか」では本編最後の曲として、演奏された。
現在のライブの定型である “バラードで終わるパターン”はこの曲が原点である。
ちなみに間奏のハーモニカは大森ター坊が吹き、『雪になりそうな‥』の箇所はムクちゃんと毛ガニが黒人っぽいフィーリングで歌ったそう。
<背景>
元々は『ごめんねチャーリー』のB面用の曲として作られたが、どちらの曲も捨て難いという事で、初の両A面シングルとなった。また、シングル曲として、桑田佳祐、原由子のデュエット曲も初めて。どちらも今現在、サザンの楽曲としては唯一である。改めて “初めてづくし” の曲だと認識させられる。
こう考えると、小品ながら様々なターニングポイントがあり、この当時のサザンの果敢なチャレンジ精神がうかがえる一曲。
<1998.12.10記>
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