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ぼくはぬかづけ

生きている時って、ぬか漬けみたいなのかも。。
そんな風に感じたことがありました。

「自分」て何なのかな、、そのように考えることがよくあります。
「これが本当の自分だ!」と考えると、
じゃあその、これが本当の自分だ!と考えた自分は何なんだろう。。
とか、、
よくわからなくなってしまいます。。

そんな時に、自分てなんだか、ぬか床みたいな感じなのかも。
そう思いました。。

自分が、好きな人たちや、楽しいこと、大切にしたいことに日々触れていくと、その味や風味が自分にしみこんできて、気づくと自分の好きな香りや味を放っていける。
そんなふうに思ったときに、楽しい気持ち、落ち着いた気持ちになりました。
(これが、仏教に言うスカに近いものなのでしょうか、、)

そして、人との会話、普段の出来事、起こったことは何でも、
材料としてこの自分の中に漬かり、

それに反応、対応した時、
今の自分という場が持っている味や香りがその材料に
反映されて、放たれていくのかな、そんな風に思います。

自分の価値観に沿って進んでいくと、
素敵だな、なんだかいいな、と思った味や香り、彩が
自分というぬか床に吸収され、
気付けば自然と、
この自分もそのような味や香り、彩りを放っているのではないでしょうか。

自分なんて、どうせ僕なんか、、
そのような考えが浮かぶことも沢山あります。。

ただ、自分に自信がなくても、
自分が好きなこと、大切にしたい人達、楽しい出来事、
それらに対する信頼は間違いがなくて、
そこを通ってできたあなたは悪くなりようがない。
そうなると、自信なんているのかな、そうも思いました。
自信よりも、素敵なことをたくさん吸収する姿勢が欲しい。

振り返った時にそこに、自信と呼べそうなものが見えていた。
その方がかっこいい。

価値観も、その時々で変わっていくものだと思いますが、
その時々に内省し、それに沿って進んでいくことで、
オリジナルな、素敵な味わいや香り、色彩がきっと、自分という場から放たれていく。

本当の自分なんて無くていい、あったらつまらないかも。
価値観に沿って、自分で選んで進んでいく、あなたは悪くなりようがない。
そう言わせてほしい。

ぬかづけ、おいしくなれ~: )








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