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読書#15 会話はインド人に学べ 

著者 サチン・チョードリーさん

本書を読んだ感想・内容を私なりのことばで伝えたいと思います。

私は会話するのは結構好き。
仕事中(作業中)に長く世間話されるのは苦手。
エレベータトーク、上司とのふとした時間、お客様との二人だけの時間
に気の利いた会話をしたいと思っている。
口からでてくるのは否定的な言葉が多いと思う。
そんな、私が会話を学びたいと思ったので本書を手に取りました。

目的

・交渉能力を付けたい
・会話をするためのヒントが欲しい
・日本人でない著者の本を読んでみたい。

要約

日本人の会話、交渉を向上させるにはどうすればよいのか。
インド人が交渉上手である理由があり、日本人は会話に壁を作っているので
会話がうまくないとしています。
その壁の壊し方と「ジュガール」の教えに基づいた会話術を教えてくれます。

「ジュガール」とは何ですか?

簡潔にいうと、
「自分の想像の枠をお超えて物事を可能にするための解決策」

7つのキーワードがあります。
・少ない力で多くの利益を得る
・自分の枠を超えた発想で考え、行動する
・やわらか頭で考えてピンチをチャンスにする
・シンプルに考える
・決してあきらめない
・自分を抑えつけない
・自己効力感を大事に育てる

どうしてインド人は交渉上手なのですか?

・インド人は多民族国家で交渉が日常茶飯事で行われていて経験が豊富なためです。
・インド人はひるまずにチャレンジし続けます。
(玉が当たるまで投げ続けます。)
・インド人は家族での会話を良くします。

日本人は交渉のチャレンジをしてないケースが多々あり、
家族での会話も少ないようです。

日本人はどんな壁を作っているのですか?

遠慮、思い込み、心配性、拒絶、羞恥心の壁
どのようにして5つの壁を壊すのか掲載されています。

何か行動を変えようと思いましたか?

・会話は褒めて終わりにする。
・相手が興味・関心ごとがわかったら必ずメモする。
・話をする前に相手のメリットを考える。

他に気になる言葉はありましたか?

「返報性の原理」
葉自体はしっていましたが、行動、会話で利用できると本書で気づけました。

「相手を変えるよりも自分を変える方が簡単」
仕事中は自分で実行した方が楽と思うことが多々ありますが、
もっと柔らかく言い換えた言葉かなと思います。
こちらの言い回しの方が好きなので今後、この言葉に言い換えようと思います。

感想

著者がインド人とわかるだけでいつもと本に向かう気持ちが変わりました。
フォントの抑揚、各章、節にまとめがあり読みやすかったです。
交渉・会話におけることも学びがありましたが、
「ジュガール」のことが気になりました。
本書で自分が作っている壁と突破方法がわかりましたので実践して行きたいと思います。
「会話は褒めて終わりにする!」
を実践します。


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