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母のリハビリ病院

母のリハビリテーション病院から入院待機待ちの連絡がきて、受けていただけることになりました。

これで、3月の1週目からはリハビリテーション病院でのリハビリが始まりますのでそこから本格的な歩行などの訓練が始まります。

89歳の年齢でどこまでできるか未知数ですが、とにかくリハビリテーション病院はリハビリ室だけで訓練するものではありません。

朝6時起床から始まり、そこから病衣をふつうの平服に着替えさせます。

そこで、食堂でみんなで食事にいきます。

車いすでも、食堂に行きます。

みんなで食事をして、今度はみんなで歯磨きを開始。

その後はそこで体操をはじめます。

軽いものですので、手足を動かす程度のものですが、毎朝毎日です。

そうして一度、部屋に戻ってから、それぞれの課題のリハビリテーションを開始します。

おそらく母の場合は、平行棒から開始して立位保持、つかまり歩行を開始することになると思います。

その後、平行棒から数週間で、歩行器、その後さらに数週間で階段歩行訓練と進みます。

ここまで筋力がついてくればですが、神経麻痺などはないので筋力次第では、数か月でここまで行く事になります。

トイレトレーニングで一人でできるようになると、おそらくは次の施設検討が始まります。

ここで筋力維持が必要と判断すると、老人保健施設でのリハビリテーションを継続、それも必要ないくらいに回復していれば、住居型老人ホームと進みます。

早ければ今年は夏の終わりから秋には、次の施設に変わっていくことになります。

もちろん、ここまでなんのアクシデントも無ければです。

高齢者は内科の疾患がでてきたり、転倒して再骨折したりで、別なことを検討しないといけないという事も多いのです。

実は開業する前は脳神経外科のリハビリテーションスタッフでした。

なので、脳卒中の患者さんなどを多く扱っていました。

運動療法は専門家の理学療法士がいますので、理学療法士が担当しますが、神経痛や関節痛などリハビリに伴い、さまざまな故障がでてくると鍼灸の出番となります。

時には、脳の活性化をするために頭に針をしたりなどもしていたのです。

20歳代のころの話です。


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