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いちばん大切な人

私にとって大切な人。
出会った人すべてが、今の私をつくってくれた。
嬉しい出来事も、悲しい出来事も、怒りの出来事も、
全ての経験があったから、今わたしはここにいる。

その中でも、最も私の大切な人。
夫である。

普段もずっと仲が良いというわけではない。

もう!また電気つけっぱなしエアコンつけたままリビングで寝て!キー!
もう!服出しっぱなし!使ったもの出しっぱなし!!キー!
もう!またお菓子買ってきて!!お菓子が多い!キー!!

とまあ、口うるさく私は怒る。
そのたびに夫は「あはは」と笑っている。
そして私の怒りが増幅する・・・

それでも、私は夫に一番感謝している。

以下は、今年2月に夫から突然送られたメールである。
精神科医・作家である樺沢紫苑先生の著書『精神科医が教える幸せの授業』読書感想文キャンペーンで最優秀賞をいただき、特典として東京での食事会に参加した翌朝に届いたメール。

〇〇さんへ(私の名前)
貴方は素晴らしい女性です。
僕は人として、妻として凄く尊敬しています。いつもありがとう。
一昨年前の夏の休職中、貴方からもう死にたいと言われた時は、どうして良いかどう対応して良いかと悩みました。僕自身も自分の不甲斐なさに落ち込み、最悪の場合になれば子供達とどう過ごして行けば良いか等と考え、必死に声を掛けました。
それから貴方は樺沢先生のYouTubeや先生の本を読み貴方は朝散歩など苦しいけど一歩ずつ努力し見事に復帰、復活してくれました。お義父さんと伊勢マラソンにも参加したり、そして今回その樺沢先生の著書に対する感想文が評価され東京で先生との食事会に招待されるなんて!もう夢のような出来事です。僕には想像もできませんし、誰にも出来る事ではない見事な事です。貴方は本当に評価されたんだから、胸を張って見事に生きているよ!
普段、ふと嫌な事を思い出したりするのは仕方がないけど、ママのように前向きに動いていると今回のような良い結果になって返ってくるんだと目の当たりにさせてもらい僕も前向きに生きていきます。
東京の時間を思う存分楽しんで過ごしてください。家族には気を使わなくても良いからね。お土産も無理せずに自分の欲しい物、今回東京に行った証を買ってきて下さい。また帰ってからゆっくりお土産話を聞かせてね。
貴方は世界一の僕の妻、子供達の母親だよ。
では、無事に帰って来てね、帰りは迎えに行くからまた時間教えてね。

涙が止まらなかった。
私は自分の辛い経験から回復していくことに精一杯だったが、
夫も苦しんでいた。
しかし夫は一切私を責めることはなかった。
ずっと回復することだけを見守ってくれていた。

樺沢先生の存在を教えてくれたのは夫だった。
「面白い先生がいるよ。説明が分かりやすいし、エネルギッシュ」
そう言って、動画を見せてくれた。

私は樺沢先生に出会わなければ生きることをやめていただろう。

樺沢先生との出会いと、夫の存在。
夫の深い愛情に、私は心から感謝している。

読んでくださりありがとうございます。

補足)画像のしろくまは、夫に似ていたので選びました。

※こちらの記事は、いしかわゆき著「書く習慣」の1か月チャレンジ16日目のテーマでした

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