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涙が枯れるまで。

きしむような音を出しているのはどうやら私の心らしい。

失ったものは大きくて、心を覆った喪失感と虚無感はとてもとても、危険だ。

どこにも行くつもりはなかったし、手放すつもりもなかったけど、手放すしか道はなかった。

私が先に手放さなければ、きっと私は捨てられたから。

私から先に逃げてごめんね。

もう私はいらないと言われるその日を想像すると、最後の日を待つことはできなかった。


あなたに与えたつらさを私は知らない。

泣いてくれたんだろうか。

寂しがってくれたんだろうか。

私が苦しむほんの少しでも苦しんでくれたんだろうか。


あなたのためにそばにいたかった。

私のためにそばにいたかった。

たとえ好きすぎて心を壊したとしても、あなたの手を離したくなかった。


何日? 何ヶ月? 私の涙が枯れるまでの時間を思う。

あなたが私の心からいなくなる日には、私の心は軽くなるんだろうか。

あなたが私の心からいなくなる日なんて、少しもほしくないけど。


#詩 #別れ #好き #心 #涙



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