今日はちょっと朝から用事が立て込んでて、コンピュータの前に座れたのが今になりました。

実は昨日、投稿した文章に過去最多の「スキ」をいただき、ありがたい気持ちとともにだいぶ動揺しています。

たくさん「スキ」をいただくと、しかも新しいお名前の方が何人か入ってくださると、ではその翌日である今日は何を書けばいいのか、何を出せばいいのかと非常にプレッシャーになるようです。初体験です。

自分の文章をどう見られるか、というプレッシャーがあるんでしょうね。好きなように心の赴くままに書いているように見えて、noteのこの場所は本当の日記ではないです。ノートに鉛筆でこまごまと書いているような自分だけに向けて書く日記とは性質が違います。

私のnoteは不特定多数のネットの向こう側の人たちの目の中にあるんです。

そこに感情をさらけ出す恐怖はかなりのもので、相当ここは苦しんできました。今は温かく見守ってくださる方々の何人ものお気持ちを感じることができるようになってきたので、恐怖はだいぶ減りました。ありがとうございます。

私が何に迷い、何に不安になっているか、むしろもっと詳しく書いて知ってもらって支えてもらいたいと思うほどです。でももちろんそれはきちんと判断して出せないことは出していません。

ここのところフォロワーさんが増えてくださることに、自分の文章を認められている嬉しさを感じると同時に私がそれだけの数を背負っていい魅力や文章力を持っているのかを常に自問自答してしまいますが、そもそも「次に君は何を書くのか？」と待たれているような気がするのは自意識過剰なのかもしれません。

皆さんたくさんの方々をフォローしていて、私１人だけの文章をじっと待っているわけではないはずです。

先日、こうしたネットの世界に「自分の内面をさらけ出す危険性」について書いてらっしゃる文章を読みました。さらけ出すことで読み手の共感や関心を呼び、評価される。ここだと「スキ」や「フォロワー」の数で評価される。評価が上がれば上がるほど、もっと何かを「さらけ出さないといけない」という気持ちに掻き立てられる。そして自分の心の葛藤だとかをまた書く。

そこまではいい。でもそこで「さらけ出さない」文章に戻れればいいんだけど戻れないと危険だといった趣旨の文章でした。どなたの文章だったかよく覚えてなくてすみません。たくさんフォロワーさんがいらっしゃる方でした。もしそれは私の文章だと思われる方がいらっしゃったらご連絡ください。必要であればリンクを貼らせてもらいます。

これ、すごく分かるなぁと思って読みました。一体何を自分の文章に求められているのかを考えたとき、こうしてたくさんのフォロワーさんがここでの私の文章だけで集まってきてくれたとき、「さらけ出す」文章を書いてきたからか、つまりそうした文章を書いたほうがいいのかと確かに私も思ったことが何度もあります。フォロワーさんでその点を伝えてくれた人もいらっしゃいます。「無理して心をさらけ出さなくていいんだよ」と。

私は人に集まってもらいたくてさらけ出しているわけではなく、基本的には自分では抱えきれなくなってここに吐き出しているという感じです。でも公開と同時に不安定になってきました。だから公開はいちおう慎重に自分の心と照らし合わせながら行っています。また、さらけ出さないといけないという感情にできるだけ引っ張られないようにと、いつも意識しています。

そういう意味では小説を書いたり詩を書いたり、英語のことに触れたり、いろいろ書いているのがちょうどいいのかもしれません。

私は「スキ」をいっぱいもらったからさらに意欲的に「もっとスキをもらえる文章を書くぞ！」みたいな性格でもないですし、noteでの方向性は相変わらず見えませんが、どんな文章にせよ、ひっそりと優しい人々の中で見守られながら過ごしたいんです。

今日は「スキ」で心支えてるのにたくさんの「スキ」がちょっと怖いと初めて感じた今朝の感情を書きとめました。

でも私の文章に何か心に響くことがありましたら「スキ」はぜひ、つけてやってください。やっぱり「スキ」は私がここで書き続けていられる源でもあります。

心とはややこしく複雑なものですね。

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