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自由業への向かい風

春一番

早いもので2023年も6分の1が終わり、3月に入りました。一部の方々はまもなく締め切りの確定申告に追われ、一部の学生さんは入試にどきまぎし、新社会人の皆さんは最後の春休みを満喫されていることかと思います。気温はだんだん暖かい日が増え、陽が落ちる時間も遅くなり冬の峠を越えて春を待ちわびているような風景を垣間見ています。

フリーランスのお仕事事情

私のフリーランスとしての働き方にもだいぶリズムがついてきました。以前の記事にもしましたが、まだまだゆっくり休日を取りながらというほど余裕はありません。現在は期間限定でシフト制の派遣に参加させていただき、アルバイトとの調節をすることでうまく気分転換ができています。この派遣は3月で終了してしまうため、4月からの業務を探していたのですが無事に決定のご連絡をいただきました。業務委託の方も引き続き担当させていただきますので、1つの仕事が決まるというだけでも収入見積もりはグンと跳ね上がり、モチベーションにつながります。

適応障害の経過

私の適応障害ですが、まだ寛解しておりません。2週に1度の通院は続いており、まもなく初診から2年を迎えます。休職、退職、開業、その間にも入籍や引っ越しなどライフイベントがあったため経過観察は終わりの目途が経っていません。精神的にやられてしまった負荷は本当に大きなものだと実感していますし、こんな環境になってしまった自分と関係者のことはずっと忘れないことでしょう。

常備薬

抗うつ剤と共に、生活習慣病の薬も服用している私。そんな堕落生活の私に1つの常備薬が増えました。

こいつについての個人的感想は以前にも記事にしておりますので、よろしければ。

おかげさまで(?)寝起きはすっきりとして、飲んだあとに自然な眠気がくることもあり睡眠に関する薬を減薬することになりました。とある方法でゲットすることができましたので、気になる方はお問い合わせください。

不穏な空気

一見、順風満帆に見えた私の日常ですが2月の中旬ごろに立て続けに不運が訪れました。まずはアルバイトからの帰宅途中に自転車で転倒し、右肘辺りを強打したことによる内出血。すぐにかかりつけ医のクリニックでレントゲンを撮って確認してもらいましたが、骨に異常はなく筋肉を損傷しているようで内出血による色のにじみが当面続きました。

転倒翌日、アルバイト先での配達業務を終えて店舗に戻る際に誤って「許可車両以外通行禁止区域」というところに侵入してしまい、取締りを受けてしまいました。今年ゴールド免許の更新予定でしたが5000円の罰金と共にゴールド免許を失うこととなりました。

前例のない制度たち

ケガや病気により、働けなくなったら。。そんなことを考えながら毎日を過ごすようになりました。フリーランス協会の「所得補償」に団体加入しているのですが、これはあくまで「主とする業務」が不能になった場合に所得の一部を補償する内容とのこと。私のように複数の就業先で月の報酬を決定している「主とする業務」がない場合の事例はまだないそうで、いくら補償されるのか決められないと回答がありました。

社会保険。アルバイト先で常時勤務する社員の4分の3以上の時間数、日数を超えて勤務する場合に社会保険に加入できるという要件で私も今年1月から社保に加入しました。しかし、他の業務との兼ね合いで要件の時間数を下回ることが続いた場合にはその月末で脱退となることを言い渡されました。せっかく入った社会保険もこんなに簡単に脱退勧告されると思っておらず、4月からの就業先にも加入条件などを相談しています。入社してすぐの加入が難しい場合に健康保険の任意継続ができるかを問い合わせてみると、任意継続は退職した人にのみ権利が発生するもので勤務を継続しており脱退のみであれば任意継続はできず国民健康保険に切り替えるように言われました。次の1~2ヵ月のためにまた切り替え手続きをして保険証が届くのを待って、社保に入れたらまた切り替えで保険証を待って。。法律上の加入要件は緩くなったのかもしれませんが、まだまだ「就業規則」が追い付いていないことを実感しています。フリーランスにとっての社保がどれほどありがたいか。企業との折半なので、企業側が渋る気持ちもよくわかりますが被保険者としてはマイナンバーなどでうまく調整できないものかと頭を悩ませています。

何をするのも自由。言い換えればチャレンジの連続です。裏を返せば前例のないことに飛び込んでいる状態で、周りからしたら何をやっているのかと冷ややかな目で見られているのかもしれません。この冬の北風は、私には世間からの冷たい眼差しのように感じられました。

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